また後見制度問題で失礼します。
今回は、任意後見制度について、
良記事を見つけましたので……
ということで、リブログ簡易更新です。
その前に、成年後見制度には、大きく分けて、
「法定後見」と「任意後見」の2種があることを
簡単にご説明します。
私はよく言うのですが、洋服でも「既製服」と「注文服」、
マイホームでも「建売住宅」と「注文住宅」、がありますよね。
一般化すれば「既製品」と「注文品」、
横文字(?)を使えば、
「レディメイド」と「オーダーメイド」です。
「法定後見」は、いわば既製品で、
(軽め)←「補助」「保佐」「後見」→(重め)の3種しかなく、
このどれかを選ばないといけません。
洋服でいえば、S・M・Lでしょうか……。
(これも、診断書や、その後の鑑定結果に拠るので、
自由に選べるわけではありません。
多少の微調整や、オプションなどはありますが。)
それに、誰を後見人にするか、あるいは解任するか、
さらに、後見人の報酬なども家裁の専権です。
一方、「任意後見」は、「誰にやってもらうか」、
「何を代わりにやってもらい、何を頼まないか」、「報酬」など、
事前によく考えて、そして後見人候補者と打ち合わせをして、
まとまったら、公正証書で契約書を作ります。
つまり、ご自身の希望に合わせて、注文品である
「任意後見契約」を作る形です。
さらに、その前後のオプションとして、例えば、
任意後見開始前の「任意代理契約」(財産管理契約)や、
死後の「遺言」「死後事務委任契約」なども、
希望により付けられますし、付けることも多いです。
(詳しいことは長くなるので省略します。)
そういうわけで、レディメイドの方が、
あまり選択肢がないのでオーダーメイドよりは簡単、かつ安価、
ただし、ぴったりフィットしない点は致し方ない。
一方、オーダーメイドは、手間とお金がかかりますが、
上手く作れば、自分にフィットするものができます。
前置きが長くなりましたが、こちらの記事、
任意後見制度やその問題点について、
最近の統計資料も交えて、
良くまとまって分かりやすく書かれていると思います。
ご興味がある方は、↓からお読み下さい。
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https://ameblo.jp/ped01470/entry-12564903657.html