会食の会場で撮った門松とても立派でした!
じいじの家に集まって
あの仏壇の前にあるフカフカの座布団を
リビングにびっしり敷き詰めていると
お坊さんがやってきました
お坊さんが来ると、仏壇の下から
浄土真宗の教本が10冊くらい出てきて
みんなに配り、配り終えると
お坊さんが念仏を唱え始めました。
私は、18人くらいで一斉に
お経を唱えるなんて初めてで
なんだかこれだけでいとも簡単に
一体感を味わえてしまえることに
感動していて、お経を唱えるって
こんなに楽しいのかと発見しました。
お経の文字の横っちょに
「ー」「へ」「/」みたいな
記号が書いてあって、それで
音程やテンポが変わるのも面白くて
ただお坊さんが唱えているのを
ボーッと眺めていたことしかなかったから
とても面白かったんだよなぁ
そしてお坊さんがお正月にちなんで
「おめでたい」という言葉が
「芽が出る」という言葉からきていることを
教えてくれました。
調べてみたら本当らしい
https://hakken-japan.com/columns/yamatokotoba1/
このサイトめっちゃ面白いのでぜひ見てみてください
私たちは、
死ぬことを悪いこととしがちだけれど
誰かが死ぬ時、誰かが生まれている。
芽が出ている。
死について良いも悪いも
人間が勝手につけているだけで
決して悪いだけのものではない。
人は死んで、生まれる。
これは真理で、その真理の中を
愛を持って生きることが必要なのだ
というメッセージを受け取りました。
生きてることはおめでたい
毎日、死んで生まれる
仏教の考え方をすでにしていたことが
分かりました
▼2年前の記事
お坊さんが帰ってから
7世帯分、7つの袋に
御供物を分けていたら
マミーの妹のちーちゃんが
「(なつみちゃん/私のこと)、
スッと入ってくるなぁ〜」と言って
マミーが「そうやろ」と言って
マミーのお姉ちゃんのりかさんが
「頼もしいなぁ」と笑った。
そのあとちーちゃんが
「うちにもなつみちゃんみたいな
お嫁ちゃんが来てくれたらいいなぁ」って言ったのだ
私は涙が出るほど嬉しかった
私は一生、忘れないだろう
私は旦那さんのお母さんである
マミーが大好きで、
マミーの家族も大好きで、
もっとマミーのママについても知りたくて
「昔のアルバムが見たい」と言いました。
そしたら、マミーがじいじの家の
2階から1冊の重たいアルバムを取ってきて
会食会場に持っていくことになりました
会食会場は、舞子ビラの日本料理『有栖川』
会食は和やかに進み、
最後の「穴子の炊き込みご飯」を
食べた後、みんなでアルバムを見ることに
アルバムを囲むのは、マミー3姉妹とその子どもたち♡三世代!
「これ、誰〜?」
「じいじ、若い〜!」
「これお母さん!?」と
盛り上がりまくり
「髪型、聖子ちゃんカットやなぁ」
「服装がバブリー」など
80年代をたっぷりと感じました
いつか、この日の写真も「令和っぽい」と古いと言われる日が来るのだろうか。
ひとしきり、みんなで見終わった後、
じいじにも見せに行った
そしたら、じいじが
赤ちゃんが泣くのを堪えて
口を「への字」にするように、
ちょうど「」←こんな顔して
目をつぶった
じいじは、自分の伴侶が
肉体を失ってから25年が経った今も
寂しいんだなって私は思ったんだけれど
「じいじ、今のは何の涙なん?」
って誰かが聞いたとき、こう言った。
「感謝やなぁと思ってな。
お母さん(奥さん)のおかげで
こうして集まれたんやもんなぁ」と。
じいじは、パートナーへの
感謝で涙が出たんだ
肉体を失っても、ずっとずっと
じいじと3姉妹の心の中には
伴侶が、お母さんがいたから
みんなで支え合って生きてこれた
じいじ、この25年間、どんな思いで
3姉妹を支えてきたんやろうなぁ。
3姉妹の結束は、じいじを支えなきゃという
使命感の表れでもあったかもしれない。
でもそれは、束縛的なものでは決してなく
互いを結びつけていたのは愛情だろう
長い記事をここまで読んでくれて
どうもありがとうございました
いつもありがとう