というものがあるかと思います。
上司、顧客、部下、同僚、取引先といった仕事に関係する人々は増える一方で、それぞれの関係者に自分の能力をアピールし、信頼を得なくてはなりません。
そう、
「あいつって、仕事できるよね。」
という評価を得なくては、僕たちのビジネスは加速しないわけです。
では、人はどうやって僕たちの能力を評価しているのでしょう?
第一印象や容姿といった外見、雰囲気からも評価していることでしょう。
僕たちが持っている知識からも評価していることでしょう。
でも、そういったことからされている評価は、「能力の評価」とはちょっと違う気がします。
じゃ、どうやって「能力の評価」をしているのでしょうか?
「能力の評価」といえば、採用面接で最も必要になるもの。
「能力の評価」のヒントを求めて、こちらの書籍を手にとってみました。
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この書籍の中で紹介されている行動科学の原則に、こういうものがあります。
【「行動」はごまかせない。】
【「過去の行動」は「将来の行動」を予測する。】
人の能力を評価するプロは、この原則に基づき、その人の「行動」に焦点をあてて話を聞き、能力を評価しているのです。
例えば、僕たちが、
「山田さんはリーダーシップがあるなぁ。」
なんていう能力の評価をしている時は、山田さんの過去のチームでの働きっぷりとか、困難な時にメンバーを励ましていたというような「行動」から判断していますよね。
そして、これらの「過去の行動」から「未来の行動」を予測し、
「山田さんだったら、リーダーシップあるし、今度のプロジェクトのリーダーを任せても大丈夫だろう。」
というように評価をしているわけです。
ところで、
面接のプロは、実際の面接の際、能力を評価するために、以下の3点を質問するそうです。
①状況 「どういう状況で」
②行動 「どういう行動をして」
③結果 「その結果、どうなったか」
例えば、「リーダーシップ」という能力を評価する際には、
①あなたがリーダーシップを発揮をした経験はどのようなものがありますか?
②その時にどのような行動を具体的にとりましたか?
③その結果、どうなりましたか?
といったことを面接の際に質問していくわけです。
つまり、この3つの要素が確認できれば、ある能力があるかどうかということを、高い確率で予測できるわけです。
ということは、逆に考えると、
僕たちが、自分の能力をアピールする際も、
①状況 「どういう状況で」
②行動 「どういう行動をして」
③結果 「その結果、どうなったか」
をおさえて話をすればいいということですよね。
よく自慢話でありがちなのが、「①状況」と「③結果」だけを話してしまうパターン。
でも能力の有無を判断するのは、「②行動」です。
そこを意識して話をするだけで、ずいぶんと能力をアピールできるはずです。
そこに、「人の心を動かす演説」で紹介した「ストーリーの黄金律」を組み合わせて話ができれば、相手に退屈な思いをさせることなく、嫌味がなく、自分の能力をアピールできるのでは!?
ちなみに、「ストーリーの黄金律」とは、以下の3点。
Ⅰ.何かが欠落した、もしくは欠落させられた主人公
Ⅱ.主人公がなんとしてもやり遂げようとする遠く険しい目標・ゴール
Ⅲ.乗り越えなければならない数多くの葛藤・障害・敵対するもの
これらはすべて、「①状況」にあてはまるものですので、状況を「ストーリーの黄金率」にのっとって話しつつ、「②行動」と「③結果」の話をすると、僕たちの周囲からの評価はうなぎのぼりに上昇していくはず!
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