と言われると、どうお感じになるでしょうか

「家事と仕事は関係ねーよ
」とか
「できる男はなんでもできるもんだ
」とかいろいろなご意見があろうかと思います。
今日は、こちらの書籍を参考に、この点について考えてみたいと思います

脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)/築山 節

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いわゆるホワイトカラーと呼ばれる企画・事務系の仕事の流れを、ざっくりと整理すると、こんな風になります。
・情報を処理する。
・最適解を考える。
・意思決定をする。
この流れ、脳の機能でいうと「前頭葉」という部位で主になされています。
「なんやねん、前頭葉って

」という疑問が当然沸くわけですが、
「大辞泉」では、このように解説されています。
『大脳半球の中心を左右に走る溝より前方の領域。
ヒトにおいてよく発達し、感情・注意・思考などの精神作用や随意運動を支配し、
また他の領域と密接に連絡する。』
言わば、人類として進化していく中で培われた、人間ならではの「思考・感情処理機能」であり、
脳内の他の部位に対して司令塔のような役割をもつ部位だと理解していいかと思います。
この前頭葉ですが、もう少し細かくみていくと、運動で使う筋肉と同じように、
瞬間的に脳の回転をあげ、アウトプットを生み出す「瞬発力」

と
それを支える「持久力」

の2つの力に分けられます。
「ロジカルシンキング」とか「○○式思考法」なんていうのは、
前頭葉の「瞬発力」を伸ばすテクニックやスキルあたるものです。
こういうテクニカルな思考法とか、情報処理法を鍛えておけば仕事はうまくこなせる。
というような風潮も昨今よくありますが、
脳の構造を考えるとそれだけでは片手落ちなんですね

そう、前頭葉の「持久力」が鍛えられていないとダメなんです

考えることは、脳(前頭葉)にとって、非常にエネルギーのいる活動です。
そのエネルギーが切れてしまったとしたら、前頭葉はどうなるか

本能的な欲求に従って「快」を求め、感情の制御が効かなくなるんです。
そうなると脳は、
面倒なことはしたくない、
楽をしたい、
人任せにしたい、
こんな風にダラけた脳になってしまう訳です

論理的・理性的には考えられず、
とてもじゃないですが、仕事ができるとは言えない状態です。
こういう状態を「感情系優位」といったりもするようです。
前頭葉の「持久力」がない人は、いくら瞬間的に
ロジカルに考えたり、
クリエイティブに発想できたとしても、
安定した成果がだせないんです。
じゃあ、
「前頭葉」の持久力を強化するにはどうすんの

という話になるわけですが、そのヒントが冒頭の
「家事ができる男は、仕事もできる。」
というメッセージにあります。
つまり、脳の持久力を強化する最適の方法が「家事」をすることなんです

男にとって家事って、面倒なことこの上ないですよね。
掃除、洗濯、料理、買物、ゴミだし・・・
できれば避けたいこの活動

このちょっとした面倒なことをやるということが、「前頭葉」の持久力を強化するのに最適な方法なんです。
そのメカニズムは、こんな流れになっています。
小さな雑用を毎日積極的に片付ける
↓
雑用を面倒くさいと感じにくくなる
↓
感情の抑制が効くようになる
↓
複雑な思考も面倒くさいと感じにくくなる
↓
「前頭葉」の持久力UP
別に家事でなくてもいいのですが、
ポイントは、
毎日発生する、ちょっと面倒なことに取り組むこと。
という訳で、
家事ができる男は、仕事もできる。
いろいろスキルは学んだけど、なんだか成果がでない。
なんていう人は、矛先を変えて、家事に精を出して、「前頭葉」の持久力を
鍛えてみるといいかもしれませんね

■本日の参考書籍
脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)/築山 節

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