寒い日が続きます。今日は日差しがあったため、いくらか暖かく感じました。
自転車にのっているときや、強い風が吹いたとき、歯がぴりっとしみたことはありませんか?もしかしたら、知覚過敏かもしれません。
知覚過敏は、歯の象牙質が削れることにより起こります。
通常、歯は硬いエナメル質に覆われていて、外部からの刺激が伝わらないようになっています。エナメル質には知覚がないため、削れても痛くありません。初期虫歯が痛くないのはこのためです。
一方、象牙質には知覚があります。しかも、痛覚しかありませんから、痛みしか感じません。象牙質にある象牙細管は、外部からの刺激を歯髄に伝えます。
知覚過敏の治療は、この象牙細管をふさぎ、外部の刺激を歯髄に伝えにくくすることにあります。
症状が初期の場合は、知覚過敏用の薬を塗布します。
中等度になると、削れたところをプラスチックなどの材料で充填します。
さらに重症になると、抜髄といって、歯の神経をとる治療をします。
こんなことはありませんか?要注意です!
1. 冷たいものや熱いものを食べたとき、ぴりっとする!
2. 歯ブラシがあたったときしみる
3. 冷たい風がしみる
また、こんな習慣のある人も注意!
歯が削れる可能性があります。
1. 歯ぎしりの癖がある
2. 歯をごしごし磨く人
3. 噛みあわせの悪い人