脳は表皮からつくられた?! | ほっこり 知恵袋

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大昔、脊椎動物の祖先は水底で生活していた。

そのころ、動物の視細胞は、天から光を感知するため、背中側の表皮に分布していた。

やがて、背中の表皮が肥厚して「神経板」を作り、「神経溝」を経て、「神経管」となり、

脳や脊髄などの「中枢神経系」に分化した。


ヒトの場合も同じで、胎児の発育過程がそうです。

発生3週で、背中の正中部の表皮が肥厚して「神経板」ができる。上記と同じ過程を経て、

4週目で、眼杯と眼杯茎ができ、将来の視神経になる。


(ブルーバックス、図解感覚器の進化 岩堀修明 著)より引用


ヒトも進化はしても、はじまりは祖先と同じというのは面白い!v(^-^)v

どうして、背中に「中枢神経系」が分布しているのか不思議でした。

祖先の進化の過程で、海底の光を得るために背中に分布していたのですね。音譜