【本】今日の一冊…『COBRA大解剖』 | クズレコハンター下手のパンダはただ今授業中~ロックと映画とアイドルと…~

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Finolia Girlsの皆(特にSurvive-ZERO)、元SDN48の野呂佳代さん、AKB48チームK卒業生今井優さんを応援し、チームBの片山陽加さんも応援している日本語教師が仕事や趣味について語るブログ。


こんばん優☆ & こんばんポノック♪




先週、ミサティとRizumuさんのライブの前にdisk unionに寄ったら、何故かこれ↑が入荷していた。


この手の本は『ブラック・ジャック』や『サイボーグ009』などいろいろ
出てますが、わざわざ買うまでもないかと今まではスルーしてました。

しかし『コブラ』の本というのは珍しい、というか初めてなのでは?と思い即購入。



『コブラ』と言えば自分の場合、まず思い浮かぶのがテレビアニメの『スペースコブラ』。

当時リアルタイムで毎週楽しみに見てましたし、去年だか一昨年だかは
TOKYO MXでも放送されてて、懐かしい気持ちで見させてもらいました。


とにかく野沢那智のコブラが最高で、どんな窮地でも
ジョークを忘れない余裕と不敵さがカッコよかった。

骨太な作画と派手な色使いも、いかにも東京ムービー作品って感じでよかった。



オープニングとエンディングの作曲を担当したのが大野雄二ってのも自分的にはポイント。

あの二曲には、ルパンに続いて“オトナ”な空気を感じたもんです。


音楽は『マクロス』の羽田健太郎が担当してましたが、再放送で
改めて見て、心なしか大野雄二を意識してるようにも聞こえた。

全31話と中途半端な話数で終わってしまったのが残念。もっと見たかったのに。



ちなみに原作に関しては完全に後追いで、コンビニコミックで全巻揃えました。

これ手軽に読めるのはいいとして、後半のカラー版のエピソードが白黒だと読みにくいのが難点か。


ただ内容は別で今読んでも引き込まれるし、コブラがズバッと吐く捨て台詞にはシビれる。



この本は主に原作を中心に、キャラクター紹介や名台詞、連載時の扉絵など広く網羅。

なかなか目にすることのない、アニメ放送時のキャラクター商品のコーナーも面白い。


歴代コブラ三人と共演した榊原良子のインタビューも興味深く読んだ。



しかし、この本でいちばん面白いのは、何と言っても原作者の寺沢武一のインタビュー。

まさにこの原作者にしてこのマンガありと思わされる豪快っぷりが気持ちいい。


手塚治虫のアシスタントもしていたし、さぞ幼い頃からマンガに親しんでいたかと
思いきや、マンガなんか興味もなく、学生時代は女の子と遊んでばかりいたとか。

でもそういった経験が作品を描く時の肥やしになっているんだと思う。
やっぱりマンガを描くにはマンガが好きなだけではダメなんだと痛感。



巻末にはサラッと映画の広告も載ってますが、まさかCGアニメじゃないだろうなぁ。

どうせやるなら実写で見てみたい。CGアニメだと逆に安っぽくなっていただけないから。


とにかく、コブラ好きならオススメの一冊。



ところで、今日は下北まで行く気力なかった。

りり様ゴメン。番組はパソコンから見ます。


では、今日はこの辺でおやすミサティ★