【ブログ】今日の『クローズアップ現代』 | クズレコハンター下手のパンダはただ今授業中~ロックと映画とアイドルと…~

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Finolia Girlsの皆(特にSurvive-ZERO)、元SDN48の野呂佳代さん、AKB48チームK卒業生今井優さんを応援し、チームBの片山陽加さんも応援している日本語教師が仕事や趣味について語るブログ。

こんばん優☆ & こんばんポノック♪




今日のNHK『クローズアップ現代』は拡大するデモの特集。

凄く面白かったんですが、見ている間は二つの気持ちをずーっと行ったり来たりしていました。


一つは、日本人が再び自分(たち)が“おかしい”と思うことに『おかしい』と言い始め、長らく
忘れていた(あるいは抑えていた)“怒ること”を取り戻したことに対する、不思議な高揚感。



かつて日本人はもっともっと問題意識を抱えていたはずなのに、いつしかデモに参加したり
政治について真剣に考えたりすることに対して『ダサい』と感じるようになってしまった。

それでも世の中なんとかなっていたのだから、要は平和だったんだろう。


しかし、さすがにここまで来ると黙ってはいられない。

原発に対する賛否は別として、とにかく外に出て自分の目で見て肌で感じて、
そして考えたいと思う人が増えた。これは日本にとって大きな変化なのでは。



その一方で、デモの様子がデモと言うには余りにも牧歌的
というか、イベントみたいに感じられて仕方がなかった。


中にはデモに“参加する”ことで自己完結・自己満足してしまっている人もいるのでは?とも思った。

とりあえず集団で不満ぶつけてスッキリして帰る、みたいな。


デモにファミリーエリアがあるってのもねぇ…まぁトラブル防止には必要な措置なのか。

でも小さい子どもが「楽しかった」なんて言っているのを聞いて、複雑な気持ちになってしまった。



果たしてこれで国を動かすことが出来るのか?

あっちはあっちで、「ひとしきり言いたいこと言えば、満足して
帰るから放っとけ」ぐらいにしか思っていないんじゃないのか?


もちろんそれもこれからの流れ次第だとは思うけど。

もしかしたらそのうちとんでもない動きになるかもしれないし。



ただこれだけは言える。

知ったような顔して何もしないよりは、自ら考えて行動する方が遥かにマシだし意味がある。


自分としても、刹那的に地下でワチャワチャしてる場合じゃないかな。