10月4日の日曜日は、音楽と漫画をこよなく愛する店長が経営する神戸三宮の居酒屋『酒菜家ええねん』さんが、毎年ライブハウスPADOMAで主催しているイベントにバンドで出演させていただきました。
このイベントには毎年お誘いいただいているんですが、今年は総勢8組、下は大学生から上は60代まで幅広い年齢層の男女が集まる賑やかなイベントとなりました。
あと個人的には、何かあらためてバンドという表現形態に面白さを感じる機会にもなったので、そのあたりをつらつらと綴っていくライブレポにしようと思います。
…弾き語りというのは、オリジナル曲をやるにしろカバー曲をやるにしろ、基本的にパーソナルな表現なので、その人間の個性だけで完結します。
バンドはその逆というか、
様々な個性の集合体なんですよね。
バンドを組むにあたり担当するパートだって、ボーカルやギターを選ぶ人がいれば、ベースやドラム、キーボードを選ぶ人もいたりと、そのパートを選んだことにも何かしらの理由がある。
そして、
それぞれのパートを選んだ人たちが、
何かしらの縁でまとまった集合体が、バンド。
そこには弾き語りにはない"人間ドラマ"みたいなものがあるような気がしてきて、今年はそういう目線でどのバンドも興味深く観させていただきました。
・1009MEN(センキューメン)
ええねんのスタッフさんと、ええねんに出入りする大人の方々で、このイベントに向けて結成されたバンド。
90年代後半〜2000年代前半のJ-popのヒット曲を男女ボーカルで披露し、トップバッターとして会場を盛り上げてくれました◎
年齢差的に考えて、おそらく普通に仕事したり学校に行ったりしてるだけじゃ出会うことのない人達が、たまたま同じ店で知り合ったという縁で1回のライブに向けて集まり、練習し、本番を迎える。
例えばこういうのも「バンドならではのドラマがあるなー」なんて思います。笑
・騒Rabbits(サワラビ)
ドラムの女の子がええねんのバイトさんで、彼女の通う大学の軽音サークル仲間で結成し、この日が初ライブの男女5人組。
…キラッキラのキャンパスライフがそこにはありました。
フジファブリックの『若者のすべて』をコピーしていたのですが、
「いやステージ上の景色がもはや若者のすべてやんけ…」
と、46歳のおっさん(私)の心は胸キュンときめいて(死語)しまいました。
シモムラトリオのベーシスト高月も「こんな青春が送りたかった…」と申しておりました。
・ハレノチバクゲキ
こちらも初ライブ!
しかし!こちらは50代!
切れ味鋭いオリジナルのパンクロックを聴かせてくださいました。
ちなみにギター/ボーカルのサルテツさんは、バンドではずっとボーカル担当でギターは家で弾く程度、ギターを抱えてステージに立つのは今回が初めてとのこと。
別に手伝ってくれるギタリストがいないわけでもないのなら、バンドサウンドをまとめるのならそっちの方が早いと思うんです。
でも「この3人で演るんだ」っていう何かがあってそこに至ったのなら、その経緯にもドラマがあるよなあと。
先ほどの騒Rabbitsとはまた違う、50代の青春を感じられた熱量溢れるライブでした◎
・TKG
「ええねんのイベントといえば、TKG」というくらい、ええねんがらみのイベントは大小問わず連続出場記録を更新し続けるTKG。
今回は、ギタリストが別でやってるバンドのライブとダブルブッキングで欠席、ドラマーが仕事の出張でサポートメンバーという状況の中、相変わらずの盛り上げ番長ぶりを発揮しておりました。
ほんと毎回、手を替え品を替え、仕込みが分厚い!
彼らの「音楽聴くのが好きな仲間で集まってノリでバンド組んでみたら、なんか楽しくて続いてます」って雰囲気が好きです。笑
・シーモンキー
前半戦ラストは、神戸のB面シティ・湊川を拠点に活動するパンクバンド、シーモンキー。
やはりコンスタントにライブ活動をしているバンドは安定感が違いますね。
同じメンバーでコンスタントに活動を続けているバンドって、メンバー各々が「このバンドが観せたいもの」を理解し、かつそれぞれが役割をちゃんと担っているから、バンド自体がひとつの生き物みたいに感じるんですよね。
気合いの入ったパンクロックを聴かせていただきました◎
『自己満クソバンド』っていう曲の曲名と歌詞がめっちゃ好きです!
・森本憲司 The whose
前半4組が終わり少しの休憩時間を経て、
後半戦1組目は本イベントの主催者、ええねん森本さん率いる『森本憲司 The whose』。
今回は8人編成という大所帯で、森本さんが敬愛して止まない浜田省吾のカバーオンリーのライブでした。
単純に楽器が増えると原曲に近いアレンジでの演奏が可能になるわけで、あれは森本さん、歌っててだいぶ気持ち良かったと思います。笑
衣装もMCもしっかりハマショーに成りきって、ハマショー愛あふれるステージを届けてくれました。
ちなみに、
コーラス/小型キーボードは、ええねんスタッフ
エレキギターとドラムは、高校の同級生
アコギとキーボードは、お店で定期開催している浜田省吾オープンマイクの常連さん
ベースは、お店の普通の常連さん
サックスは、↑の常連さんの会社の同僚
…持ってる人脈フル活用!!
・Pop'n Days
ギター/ボーカルのひろぽんさん以外はメンバーが変わっており、現メンバーでのライブを観るのは初めてでした。
ハイスタというよりはグリーンデイを連想させるオールドスクールなメロコアに下世話な歌詞が乗っかる軽快なバンドサウンド、そして持ち時間30分で演奏曲10曲!
駆け抜けてましたねえ。
あとメンバー全員が子育て中のお父さんなんですよね。
仕事を持ち、家庭を持ち、その合間を縫ってバンド活動。
そこにもまたバンドの物語。
・はいからはくち
メンバー全員の演奏力が高く、かつ演奏曲が90年代のヒット曲のオンパレード、
そしてボーカルのトヨさんは歌唱力はもちろん、ステージングに華もある。
盛り上がらないわけがない!
出番前だったので楽屋で準備しながら演奏に耳を傾けていたんですが、その溢れ出るクライマックス感に、
「これもうイベントとしてのエンドロール流れてるやん(笑)」なんてメンバーと話しておりました。
・シモムラソウシトリオ
僭越ながら、我々がトリを務めさせていただきました。
○セットリスト○
祈りきれない日々の唄
ソラゾラ
ブルーズをぶっ飛ばせ
世界を彩るために僕らは生きているのだ
月がきれいだ
[アンコール]
人生は上々さ
ーーーーーーー
6時間を超える長丁場のイベントでしたが、我々の出番まで残って観てくださったお客さまも思ったよりいらしてくれて、あたたかい雰囲気の中で演奏させていただきました!
ご観覧いただいた皆さま、ありがとうございます!
…ただ自分の演奏的には、反省の二文字のみやったなー苦笑
1曲目から自前のスネアドラムがトラブったことにテンパったのを最後まで引きずってしまった。。。
アンコールもいただけたし、褒めてくださった方もいたし、ライブとしてはそれなりに良かったのかもなんですが、
スタジオ練習ではもう少し自分の上達を実感できていたこともあり、悔しさの残るライブでした。
…とはいえ、それ自体が今の実力でもあり、
次へ向けての経験にもなっていくんでしょう。
45歳から始めたドラムでどこまでやれるのか。
いやー、
バンドっていいなあ。笑
ほんま付き合ってくれてるメンバー2人に感謝です!
そして酒菜家ええねん森本さん&ええねんスタッフの皆さま、今年もお世話になりました!
それと北野PADOMAは現状このイベントでしかお世話になることはないんですが、「ええライブハウスやなあ」と毎回思います。
今年もありがとうございました!
…というわけで、
今の自分にいろいろと響いた1日だったので、「全バンドのライブレポを書いてみよう!」と思い立って書き綴っていたら、なかなかなボリュームになりました。笑
これからも仕事に育児に励みつつ、音楽を脇に抱えて生きていきたいと思います◎
年内はあと2本!
11月は弾き語りワンマン
12月はバンドで嫁さんとの共催イベント
と続きます!
ご予約受付中です!
よろしくお願いいたします!
11月7日(土)
神戸舞子こずみっく
『シモムラソウシがこずみっくの周年を祝う夜』
OPEN 18:00 START 19:00
Charge-¥2,000-(別途ご飲食代)
Act-シモムラソウシ
12月26日(土)
湊川・一番星食堂
シモムラソウシ&ナカノサヤカ企画
『暮れの楽しい音楽会』
OPEN 14:00 START14:30
Charge-¥2,000-(別途1ドリンク代)
Act-キョウダケボーダーズ / つよしのあこ☆とらバンド / ハタラキザカリズ / シモムラソウシトリオ











