114 坂本龍馬筆 新政府網領八策
慶応3年(1867) 10月の大政奉還後、龍馬が今後樹立されるべき新政府の政体案を提示したもの。人材登用、外交 議会制度,軍制など新政府の基本的要素が記されている。
115 坂本龍馬所用 飯碗·湯呑
龍馬が使用し、後に長府藩士印藤車に贈られたと伝わるもの。飯碗は亀山焼で、焼継による修復の跡がある。湯呑は伊方里焼と推定されている。
116坂本龍馬便謡
慶応3年(1867)2月 以降、龍馬が赤間関の伊藤九三邸で妻のお龍と暮らしていた頃の作。稲荷町の遊郭から朝帰りしたことを責められた龍馬であったが、お龍への想いにユーモアを込めたこの歌でお龍も機嫌を直したという。
117 坂本龍馬(左)·中岡慎太郎(右) 詩歌短冊
龍馬と慎太郎が詩歌を記した短冊で、三吉家に伝わったもの。
(下関市立歴史博物館常設展示図録より)(彦島のけしきより)