小倉 辻利茶舗 | 日本の歴史と日本人のルーツ

日本の歴史と日本人のルーツ

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小倉 辻利茶舗 小倉今昔写真館 その54

創業は万延元年(勝海舟が咸臨丸で渡米した年)創業者は辻利右衛門です。京都府宇治市の辻利一本店。大正12年に九州支店設営の為、私の祖父祖母(利右衛門の孫の代)が小倉に赴任して来たのが出発点。

当時は九州の支社や支店は、現在でこそ福岡市ですが、祖父祖母は敢えて辻利九州支店の場所に、旧小倉市を選びました。

祖父祖母は九州支店を立ち上げた後、本来なら京都宇治市に戻るところですが、小倉の商環境や賑わい 人情に惚れ、小倉のを一生の地と定めます。これが小倉の辻利茶舗の始まり。京都創業から数えると160年。小倉時代は間も無く100年を迎えます。

創業者の辻利右衛門は、幕末の動乱期に荒れ果てた宇治の茶園を復活、玉露の製法を改良、茶壺が近代の大量物流時代に備え茶櫃を創作します。平等院鳳凰堂正門に偉業を讃え銅像が建立されてます。



参考

① 辻利茶舗 京町本店

北九州市小倉北区魚町1丁目2−11


② 宇治 辻利一本店

宇治市宇治妙楽156番地