功山寺、覚苑寺、笑山寺、長府毛利家の菩提寺 | 日本の歴史と日本人のルーツ

日本の歴史と日本人のルーツ

日本の歴史と日本人のルーツを解明します。

基本的に山口県下関市を視座にして、正しい歴史を探求します。

ご質問などはコメント欄にお書きください。

学術研究の立場にあります。具体的なご質問、ご指摘をお願いいたします。

笑山寺

長府町川端にある。左手に見えるのが市の文化財に指定されている十三重塔である。

功山寺と覚苑寺と笑山寺と三つ合せて長府毛利家の菩提寺である。

元和年間(一六一五〜二三) 長府初代毛利秀元の開基。天翁和尚を開山とした。二代光広、七代師就の墓がある。


覚苑寺

長府安養寺にある。元禄一一(一六九八)年藩主毛利綱元が開基。中国福建省の人、宇治黃檗山万福寺七世悅山道宗禅師を招き、開山として創建したものである。

幕末、藩主の陣営になったこともある。庫裏は勝山御殿の一部を移した。

現在は和同窯がある。


功山寺

大正の終りのころであろうか。功山寺の糸垂れ桜の満開のころである。

右のとんがった建物は輪蔵である。輪蔵は昭和五四年二月市の文化財に指定された。県下でもわずかしかないものである。

(写真集 明治大正昭和 下関より)(彦島のけしきより)