開業当時の門司駅
(九州の鐵道の歩み(昭和48年)(彦島のけしきより)
参考
① 旧門司駅(現門司港駅)の沿革(参考)
現門司港駅
明治二十四年に建てられた門司駅(現在の門司港駅)は、大正三年に場所を二百メートルほど移し、現在の場所に立て替えられました。
ネオ・ルネッサンス調の木造建築で、ドイツ人技師ヘルマン・ルムシュッテルの監修の下に建てられました。当時の駅のモダンさを知るにはトイレを覗いて見ると分かります。青銅製の手水鉢や水洗式トイレ(当時としては非常に珍しい)、大理石とタイルばりの洗面所、御影石の男性用小便器などはとても重厚でモダンな作りとなっているのです。二階にはハイカラなみかど食堂があり、鉄道を利用する客で大変にぎわっていました。この門司港駅、駅舎としては初めて国の重要文化財に指定されています。
注: 昭和17年の関門鉄道トンネルの開通に合わせて、旧大里駅を門司駅に、旧門司駅を門司港駅に改称した。
② 現門司港駅あたりの今昔
③ 旧九州鉄道の国有化
九州鉄道は1887年(明治20年)に設立され、により1907年(明治40年)7月1日に国有化された。
九州鉄道解散記念絵葉書(明治40年)
(九州の鐵道の歩み(昭和48年)(彦島のけしきより)
④ 門司港駅を出発する最後のSL
最後のSL(昭和49年)
(門司百年より)(彦島のけしきより)