福江海岸のプラスチックゴミ拾い | 日本の歴史と日本人のルーツ

日本の歴史と日本人のルーツ

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基本的に山口県下関市を視座にして、正しい歴史を探求します。

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2019年6月9日、下関市福江の海岸清掃に参加した。海岸に打ち寄せられた海藻、木屑の他にプラスチック製品で溢れていた。

海藻や木屑は朽ちて自然に戻るが、プラスチック製品は朽ちてもマイクロプラスチックとなって地球を巡りエコシステムを蝕んでしまう。

海岸に打ち寄せられたプラスチック製品を手で摘み出して回収したが、キリが無かった。



参考

「マイクロラスチック」が汚染しているのは海だけではなかった… | 水、そして風が届くところならばどこだって

COURRIER(2019.6.10、参考)

今、環境問題を語る上で大きな問題となっているプラスチック。原料が化石燃料なので、燃えた後に生じる二酸化炭素が地球温暖化の原因となり、また土地に埋めても分解されない。 

さらに、紫外線や波の影響で5mm以下のサイズになった「マイクロプラスチック」が海洋汚染の原因となっていることは研究結果により明らかになっていたが、このほど新たな調査結果が発表され、汚染されていたのは水だけではないことがわかった。

フランスの研究者らは、最も近い都市から75マイル離れたピレネー山脈にある場所に大量のマイクロプラスチックの粒子が降り注いでいることが判明したと発表した。 

「ネイチャー・ジオサイエンス」誌で公表されたこの調査結果は、長い間、水質汚染の原因として知られていたマイクロプラスチックが大気により飛散して、人口密集地から遠く離れた場所にも悪影響を拡大していることを示唆している。 

主任研究員の1人のデオニー・アレン(以下、アレン博士)によれば、5カ月間にわたるこの調査は「マイクロプラスチックを大気中の汚染物質として認識するための最初のステップ」である。別の研究員であるスティーブ・アレン(以下、アレン氏)はこの調査結果を「恐ろしいこと」だと述べている。 

「私たちはプラスチックを少しは発見できるかもしれないと思っていましたが、これほど大量のプラスチックを発見するとはまったく予想していませんでした」と、アレン氏はインタビューで語っている。 

「平均して、1ヵ月で1平方メートル当たり1万1400個のマイクロプラスチックを見つけました。これは驚くべき数字です」