善行寺でのご正忌報恩講、下関市 | 日本の歴史と日本人のルーツ

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わが町のお寺、浄土真宗本願寺派の善行寺でも、ご正忌報恩講が始まる。

平成31年1月13日から16日までの間続く。その間の15日午後7時半なら大逮夜がある。

門徒の私は14日にお参りし、お斎をいただく。



注:

・ご正忌報恩講(参考):

宗祖親鸞聖人のご恩をしのび、そのご苦労を通じて、阿弥陀如来のお救いをあらためて心に深く味わわせていただく法要です。

親鸞聖人ご在世当時、お念仏を喜ぶ人びとの間では、師源空(法然)聖人のご命日に「二十五日のお念仏」として念仏の集会がつとまっていました。

親鸞聖人ご往生の後、聖人を祖と仰ぐ私たちの先達は、それを親鸞聖人のご命日にあらため、ご法縁にあずかっていたのです。その後、親鸞聖人の33回忌にあたり、本願寺第3代覚如上人はそのご遺徳を讚仰するために『報恩講私記』をつくられ、報恩講がいとなまれました。以来、聖人のご命日の法要は報恩講として大切にお勤めしています。

本願寺第8代蓮如上人がお示しのとおり、正しくお念仏のいわれを聞かせていただき、身にいただいて、真実信心の行者になることが聖人のご恩に報いる道です。

親鸞聖人のご命日である弘長2年11月28日(旧暦)は、現在の暦では1263年1月16日であり、毎年1月9日から16日まで御正忌報恩講をお勤めしております。

・大逮夜(参考):

命日や七日ごとにある忌み日の前日の夜を指す言葉で、亡くなった日の前夜という意味です。

・お斎(参考):

法要の後、施主が列席者を招待して行なう食事(会食)の場をお斎(おとき)と言います。


参考

西本願寺御影堂で報恩講始まる 京都、僧侶や門信徒千人が念仏

京都通信(2019.1.10、参考)

浄土真宗本願寺派本山の西本願寺(京都市下京区)で9日、宗祖親鸞の遺徳をしのぶ法要「報恩講」が始まった。全国から訪れた僧侶や門信徒約千人が御影堂(ごえいどう)に集い、念仏を唱えた。

阿弥陀堂が修復工事中のため、御影堂の正面には本尊の阿弥陀如来像が据えられ、正面右奥に親鸞の木像を安置。雅楽の音が響く中、大谷光真前門主(73)が導師を務め、門信徒とともに親鸞が作った「念仏正信偈(げ)」を唱えた。法要に続いて、大谷光淳門主(41)が2023年の親鸞生誕850年と24年の立教開宗800年について門信徒に宛てた書簡「消息」を発表。23年に慶讃法要を営む考えを示し、「互いに心を通い合わせて生きていける社会の実現に向け、慶讃法要を迎えましょう」と述べた。

16日までの期間中、約5万人の参拝者を見込む。境内では、全国から寄せられた絵画や書道作品を展示する「全国児童生徒作品展」や、東日本大震災被災地物産展などが開かれる。 

門信徒に向けた書簡「消息」を読み上げる大谷光淳門主(9日午後3時5分、京都市下京区・西本願寺)