単位の標準化 | 日本の歴史と日本人のルーツ

日本の歴史と日本人のルーツ

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基本的に山口県下関市を視座にして、正しい歴史を探求します。

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物理学での単位は、重さはキログラム、長さはメートル、そして時間は秒で統一されている。現代の実生活でも日本では、このメートル法に従っているようだ。

例外は日本酒と醤油瓶などが公式に一升瓶を使って流通しているくらいか?そう言えば、日本間の広さの畳、土地の広さの坪なんてのも平気で昔のまま社会的に通用しているのを思い出した。それも、関東と関西では畳の大きさが違うなんてのもそのまま残っている。そうそう!電気炊飯器が未だ合と言う単位の目盛りと計量カップを使っているし、お料理のテレビ番組や本では、大さじ、小さじ、耳かき、、、、などの技術者には理解不能な単位も通用している。

今でも通用する昔からの単位としては、犬は匹、鳥は羽、魚は尾、牛馬は頭などが思い出される。未だ未だ標準化は完了していないことを思い知らされた。混乱は日本だけでなく、米国ではヤード・ポンド法で、インチ・フィート・マイルも長さの単位に使われているし、バレルとかガロンなんて石油や液体の量の単位もある。


参考

<あのころ>メートル法を実施 運用開始は百貨店から

共同通信(2018.8.1、参考)


1957(昭和32)年8月1日、東京のデパート食料品売り場の計量がメートル法に切り替えられた。従来の尺貫法では肉や野菜、みそが匁(もんめ)、塩と砂糖は斤(きん)、酢は合、バター、コーヒーはポンドを使っていた。法律で実施が義務づけられたのは59年1月から。