黒山熊野神社と黒山三滝、埼玉県越生町 | 日本の歴史と日本人のルーツ

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埼玉県越生町の黒山熊野神社と霊場の黒山三滝には、今でも天狗や山伏が活躍している。

聖なるラインを引いてみると、縄文時代からの遺跡(巨石群や環状土塁など)や由緒ある古社が結び付けられていた。

黒山熊野神社

埼玉県越生町の黒山熊野神社と黒山三滝


① 赤丸: 黒山熊野神社、埼玉県越生町
② 赤四角: 金井沢碑
③ 赤白四角: 大國魂神社
④ 赤黒四角: 天覧山(愛宕権現)
⑤ 黄丸: 玉前神社
⑥ 黄四角: 智光山公園(巨石)
⑦ 青丸: 三嶋大社
⑧ 青四角: 名草厳島神社(巨石群)
⑨ 緑丸: 高天原山
10 緑四角: 川越市の古墳群
11 黒丸: 堅破山(巨石群)
12 黒四角: 寺野東遺跡(環状盛土)


余談

黒山熊野神社を通り過ぎて直ぐに黒山温泉東上閣がある。当時、垢まみれの浴槽と取り替えたことが無さそうなドブのような薬湯、そして着飾った美人女将のアンバランスが魅力であった。

黒山温泉東上閣、この場所から西方向に黒山三滝がある。


参考

冷たい水にも「気合い」、滝に打たれ観光客の安全祈る 越生・黒山三滝、夏山シーズンの訪れ告げる滝開き

埼玉新聞(2018.7.13、参考)

山岳仏教の修行者によって開かれたとされる埼玉県越生町の黒山三滝で8日、本格的な夏山シーズンの訪れを告げる滝開きが開かれ、約200人のハイカーや市民でにぎわった。

黒山三滝は男滝、女滝、天狗滝の三つからなり、日本観光百選にも選ばれた景勝地。滝開きは1950年に日本観光瀑布(ばくふ)の部に入選したことをきっかけに、毎年7月の第1日曜に行われている。

午前10時半、黒山熊野神社を出発した天狗(てんぐ)や山伏、滝乙女などの行列が30分ほど歩いて男滝、女滝に到着。神事の後、山伏姿の3人が男滝の滝つぼに入って滝に打たれる「滝入りの儀」を行い、観光客の安全を祈願した。

最初に滝に打たれた奥泉和彦さん(48)は越生町の職員で、「今年は水量が多く、水も冷たかったけど、気合いで入った」と笑顔。同じく町職員の宮崎慎之輔さん(26)は、「多くの人に黒山三滝の素晴らしさを知ってほしい」とアピール。小峰宗男さん(44)は「黒山三滝は町の誇り。これからも(滝入りの儀を)続けたい」と意気込んだ。

山伏姿の3人が滝に打たれる「滝入りの儀」。観光客の安全を祈った=8日午前11時40分ごろ、越生町の黒山三滝