山口県立下関西高等学校の校歌にはお隣の福岡県の山が真っ先に出てくる! | 日本の歴史と日本人のルーツ

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山口県立下関西高等学校の校歌には学校から見える山が歌われている。校歌の一番最初に「風師山さ霧晴れ行き」、二番に「火の山は緑滴り」、三番に「そそり立つ旭が陵に」となっている。

第一番の風師山は福岡県門司区の山で関門海峡を越えた南方向のやや左手にある。第二番の火の山が東方向に見える下関のシンボル的な山である。第三番の旭が陵はすぐ北東隣の小高い山のことで、頂上には忠霊塔がある戦場ヶ原公園となっている。

南方向よりやや左に風師山

東方向に火の山

北東方向に旭が陵(戦場ヶ原公園)


余談
校歌の最後に出てくる「天下第一関」は万里の長城(明代長城)の最東端の山海関にある扁額に書かれたもので、そのコピーが講堂に掲げてあった。



参考

① 関門海峡を一望 「風師山」の魅力をマップに 門司区役所「絶景楽しんで」 [福岡県]

西日本新聞(2018.5.16、参考)

門司区役所が作成した風師山のトレッキングマップ

頂上から関門海峡を一望できる風師(かざし)山(門司区、362メートル)の魅力を発信しようと、門司区役所がイラストなどを添えたトレッキングマップを作成した。同区役所は「風師山は9合目まで車で行けるので、登山初心者でも安心。絶景を楽しんでほしい」としている。3万部を7区役所や観光案内所で配布している。

風師山は、門司区役所近くの清滝公園から登ると約1時間で、車で9合目まで行った場合は約20分で山頂に到達する。登山道にはアジサイや紅葉の名所があり、季節の植物を楽しめるという。山頂付近の「風頭(かざがしら)」からは、関門海峡や周防灘を360度見渡せる。

これまで、付近の矢筈(やはず)山、戸ノ上山と合わせた山歩きマップはあったが、気軽に登ることができる風師山を「門司の観光コンテンツとして育てたい」と、初めて風師山に絞った地図を作った。同区のデザイン事務所「マイアミ企画」の女性2人が実際に登り、優しいタッチのイラスト風地図に仕上げた。

日本語版は2万部を用意。外国人観光客の増加を受け、英語版も1万部作成した。門司港レトロ地区やJR小倉駅の観光案内所で配布している。

=2018/05/16付 西日本新聞朝刊=


② 山口県立下関西高等学校の校歌(参考)