外環道の地下トンネル工事、大泉JCT | 日本の歴史と日本人のルーツ

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外環道の大泉JCTと世田谷の東名JCTあたりの工事現場を観察する。

かつて休日に東久留米市の宿舎から群馬、新潟方面のドライブに関越道、そして都心へのドライブなどに外環道を利用していたので、ここ大泉JCTをよく通過した。

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関越道・外環道の大泉JCTを西から東へ眺める(参考)、工事は手前(西方向)に向かって地下を進む。

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関越道・大泉JCT北側、練馬区大泉四丁目あたり、外環道は半地下式となっている。

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関越道・大泉JCT南側、練馬区大泉五丁目あたり、ポッカリと立坑の口が見える。

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外環道から関越道(下り線)への登りランプ、中央に工事のクレーンが見える。

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世田谷の東名JCT側の工事現場

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四角い立坑が見える。ここからシールドマシンが入る。

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中央が世田谷の東名JCT、砧公園と多摩川の間になる。


参考 

① 東京外環道:国内最大の掘削機で 直径16メートル

毎日新聞(2017.2.20、参考)

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東京外郭環状道路のトンネルを掘る巨大なシールドマシン=東京都世田谷区で2017年2月19日午後、竹内紀臣撮影

関越道と東名高速を結ぶ東京外郭環状道路(外環道)の地下トンネル工事で使われる巨大な掘削機「シールドマシン」が19日、東京都世田谷区の工事現場で報道陣に公開された。直径約16メートルの円筒形の機械で、国土交通省によると国内最大という。

トンネルが整備されるのは東京都練馬区の大泉ジャンクション(JCT)と世田谷区の仮称・東名JCTを結ぶ約16キロの区間。地下約40メートルの深さに、3車線のトンネルを2本通す。シールドマシンは月約500メートルのペースで掘り進め、コンクリートでトンネルの壁も作ることができる。

周辺の住民らによる反対運動もあり、地上部分の用地取得が完了していないことなどから、開通時期は未定という。【曽田拓】


② 外環道 シールドマシン発進、東名JCTから大深度地下を2基で…大泉JCTからも

CARVIEWニュース(2017.2.19、参考)

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東名道と中央道、関越道を縦に結ぶ新たな地下ルートとなる東京外かく環状道路 都内西側区間にシールドマシンが動き出した。現場は世田谷区大蔵5、東名道と多摩堤通りが交わるエリアの地下空間だ。2月19日、その出発式が行われた。

外環道 東名~関越 間は、東名道と接する東名ジャンクション、中央道との中央JCT、関越道との大泉JCTを結ぶ延長16kmの地下ルート。途中、東八道路インターチェンジ、青梅街道IC、目白通りICなどが設けられる。

東名ジャンクション直下、地下70m付近の大深度地下空間を北へと掘進するシールドマシンは、高さ16m、長さ15mのマシンが2基。北行き・南行きの両方向の車線空間(片側3車線、合計6車線)を2基が同時に同ポイントから掘削していく(掘削開始直後のシールドマシンについては別に記す)。

東名JCT直下をスタートした2基のシールドマシンは、東名立杭発進から北へ9km、京王井の頭線直下付近まですすんだ地点で任務終了。到達タイミングは2019年6月の見込み。

大泉JCT直下(大泉立杭発進7km)からも、2基のシールドマシンが南下してくる。今回の区間でのシールドマシン1機あたり掘進距離は、国内最大という。

工事名は「本線トンネル(南行)(北行)東名北工事」。南行は、発注者がNEXCO東日本、施工者が鹿島・前田建設・三井住友建設・鉄建建設・西武建設JV。北行は、発注者がNEXCO中日本、施工者が大林組・西松建設・戸田建設・佐藤工業・錢高組JV。

出発式には、石井啓一国土交通大臣や小池百合子東京都知事なども登壇。登壇者たちは、外環道の早期完成や重要性を訴えた。また、NEXCO東日本側のシールドマシンは「みどりんぐ」、NEXCO中日本側が「がるるん」と名づけられたことも発表された。

この外環道 東名~関越間、もともとは高架道路で計画されていたが、地上部への影響を小さくするなどから地下40m以下の大深度地下空間を掘削することに。

この地下道ができあがると、先行して開通している埼玉県区間、2017年度に開通する千葉県区間などとつながり、東名、中央、関越、東北、常磐、京葉、東関道などの放射状の高速道路が、都心15km圏を環状に結ぶ外環道で結ばれる。


③ 外環道の計画(参考)

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赤色破線が地下トンネル工事中


④ 大泉JCTの立坑(参考)

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トンネルを横に掘るための立抗という穴になる。