勝手踏切の事故についての現場検証 | 日本の歴史と日本人のルーツ

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(朝日新聞、2016.10.26)

平成28年(2016年)10月25日午前9時30分ころ、長崎県佐世保市瀬戸越三丁目の松浦鉄道の線路上で近くの女児(2歳)がはねられた。

ここは住民が普段使う里道(りどう)となった勝手踏切であった。松浦鉄道には約250ヶ所あり、全国には1.9万ヶ所あるとか!勝手踏切は通行禁止と法律的にはなっているが、2歳の子供に分かるはずは無い。

この事件のあった件の勝手踏切を見ると、元々利用者の少なくない生活道路であったことと、さらに松浦鉄道・泉福寺駅を利用する為のものと考えられる。遠すぎる反対側(南側)の正式踏切を通ってプラットホームにアクセスするのは不便であった。

新聞にこの泉福寺駅のことを書いてないのは片手落ちである。松浦鉄道に正式な遮断機付き踏切を作らせるべきである。


参考 

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事故のあった地点は中央上の赤(コカコーラの赤い自動販売機)あたり、この下側(南側)が松浦鉄道・泉福寺駅への入り口

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件の赤い自動販売機、左が駅への入り口、右に勝手踏切が見える。勝手踏切には枕木を活用した階段が付いている。

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中央が件の勝手踏切、上の自動販売機の場所の反対側から見る。ちゃんとした接続道が整備されている。鉄道が敷設される前からの地元住民の生活道路だったのであろう。

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松浦鉄道・西九州線・泉福寺駅、乗客のアクセス通路はプラットホームの両端に接続している。件の勝手踏切は上端(北側)の赤い自動販売機あたり。

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プラットホームの下側(南端)のアクセス通路は線路を越えて左側(西側)の道路に接続

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プラットホームの下側(南端)のアクセス通路、線路を越えて左側(西側)の道路に接続しているが、ここには遮断機が付いていた。

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松浦鉄道の勝手踏切を横断する利用者=長崎県佐世保市で、2016年10月26日午後3時13分、浅野孝仁撮影(毎日新聞)