くじら館、下関市 | 日本の歴史と日本人のルーツ

日本の歴史と日本人のルーツ

日本の歴史と日本人のルーツを解明します。

基本的に山口県下関市を視座にして、正しい歴史を探求します。

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長府外浦町にあった旧下関市立水族館とくじら館

手前には旧長府遊園地(現下関市立美術館)があった。現在、水族館は唐戸の海響館に移転し、くじら館は残念なことに立ち入り禁止となっている。


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旧下関市立水族館とくじら館、長府遊園地よりの眺め

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旧下関水族館とくじら館の遠景

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くじら館の頭部

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頭部方向

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頭部

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昭和51年(1976年3月)(下関市撮影)

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尾部

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くじらの用途

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建設時

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くじら館の現状

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くじら館と関門海峡


参考
 
旧下関市立水族館は、昭和31年11月、長府外浦町に開館しました。その規模はオープン当時東洋一と言われ、市民の憩いの場であるとともに、遠足や修学旅行・家族旅行など、県外からの多くの観光客でも賑わいました。

その別館のくじら館は、水族館本館に隣接する「関見台(櫛崎城跡)」に建つコンクリート製の建物で、外観はシロナガスクジラの実物大を模し、室内にはくじら関係の資料が展示されていました。昭和33年3月、地元ゆかりの企業大洋漁業株式会社(現マルハ・ニチロ(株)・昭和24年本社が東京に移転)の寄贈により丘の上に引き上げられ、長く遠洋漁業基地・水産都市下関の象徴として市民に親しまれて来ました。

00年12月3日、移転のための旧水族館営業終了とともに、くじら館もその長い役目を終えて、展示終了・現在閉鎖されています(参考)。


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下関市立水族館とくじら館があった1970年の串崎

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現在、水族館の南側の外浦は埋め立てられ、国立病院機構下関病院、ショッピングセンターそしてマンションが立地している。