しもにし整体院です！
「70年代のプロ野球選手は各々が持っている才能、センス、感性だけで打ったり、投げたりしていた。
それこそ遊びの延長で野球をやっているのが普通だったからだ。
若いうちは体力があるから自己流でも四、五年はできるけれども、所詮自己流では長続きしない」
元プロ野球監督の広岡達朗氏の考え方です。
元プロ野球選手の石毛宏典氏は当時広岡達朗監督から口酸っぱく基礎を言われました。
石毛宏典氏は中学高校大学社会人ときちんと指導を受けた記憶がないそうで、生まれ持った才能で指導を受けずとも他のチームメイトよりうまくできてしまっていたからだと言います。
プロ野球の世界に入り、新人王を獲った翌年に監督から「下手くそやな」と言われ、基礎を教えてもらったことで40歳まで現役を続けられたと。
プロ野球選手になる人はもちろん皆さん技術や体力は優れている人ばかりです。
自信もプライドもあります。
まして結果を出せば満足したり、油断をしたりしても短年は活躍できるかもしれません。
しかしその満足や油断が足元をすくわれ、長く続けられなくなります。
「勘違い」というやつです。
自信を持つことは良いことですが過信はダメです。
しかし基礎をしっかり積んで基礎を理解していれば悪くなった時にまた元に戻すことができます。
身体も同じです。
多くの患者様は身体のことを理解していません。
症状さえ良くなればそれでいいと思っています。
だから再発するのです。
再発しても基礎が理解できていればすぐに改善させることができるはずです。
ほとんどの人が基礎を理解しようとしません。
聞く耳を持たない、右から左へスルーする。
どの世界でも活躍される人は基礎を大切にしています。
私の施術も基本的なことがほとんどです。
必殺技のようなものがあればいいのかもしれませんが先のことを考えると結局は基礎を繰り返すのが一番ではないでしょうか。
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