第1118話 昭和・平成(8)平成の終わり と 上北沢のラーメン店「はな田」 | 時代劇本舗

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時代劇と食べ物と酒などのことを徒然に綴る予定でござる。

京王線上北沢駅近くの商店街は、最近で

は生鮮品を売るお店が無くなり、飲食店

が大半になってしまいました。そんな中

商店街の北の端は、あまりお客が入らな

いのか、短命に終わる店が多いようです。

そんな短命に終わったお店の1つが、最

近ラーメン店に変わりました。「はな田

というお店です。

 

入り口に券売機があり、特製ラーメンと

いうものを購入しました。ついでに海苔

を増しで注文。

特製はいろいろな具が載ったラーメンで

あります。麺も具もなかなかに美味。

海苔は不思議な形(三角形)で出てきま

した。この形にした意味は???

味玉も半熟。でも、何だかひとつ物足り

ない感じもありました。まだ新店ですか

ら、今後に期待することにしましょう。

 

 

 

【時代劇こぼれ話】昭和・平成

        (8)平成の終わり

 

好景気の裏で、アメリカではサブプライ

ムローン問題が取り上げられるようにな

ってきました。正に、世界同時不況が襲

い掛かって来たのです。リーマンショッ

クなどの発生により世界中が急速な信用

収縮を起こしてしまいます。そんな中、

中国が日本を抜いて、世界第二位の経済

大国にのし上がって来ました。前の十年

には大幅な規制改革が行われて来ました

が、その反作用として格差社会が問題と

なりました。

就職氷河期とか、派遣切りなどという言

葉が新聞紙上に躍るような、そんな時代

でした。

 

中東では「アラブの春」と呼ばれる民主

化運動が盛り上がり、エジプトなどで長

期政権が倒されました。もっとも、現代

ではその反作用で、また軍事政権になっ

ている国が多いようですが・・・。

平成23年には東日本大震災が発生。津

波による大きな被害と、原発事故によっ

て起こった電力不足などが世情に暗い影

を落としました。政治の世界でも、1年

毎に首相が交代するような不安定な状況

が続き、一度は政権交代を果たした民主

党もすぐにその政権を手放すという状況

でした。

 

さらに世界ではギリシャやスペインなど

の財政が破綻寸前となり、ユーロ危機が

発生して来ました。日本では、大震災か

らの復興を進め、さらに経済を立て直す

ために金融の大幅な規制緩和が行われ、

一転して景気が回復して来ました。いわ

ゆるアベノミクスですね。でも、好景気

と言われてもちょっと実感が無いのは何

故なんでしょうか。そして、平成は天皇

陛下の生前退位という形で終わりを迎え、

「令和」の時代が始まりました。この元

号の時代はどのようなものになるのでし

ょうか?まだ始まったばかりですが、願

わくば戦争やテロの無い、平和な時代に

なって欲しいものでございます。

 

お読み頂き、有難うございましたm(_ _)m