本日は母親について書きたいと思います。


母親との関係を学びのテーマにしていらっしゃる方も多いと思います。


母親とは自分にとっては最も身近な同性です。


だから、良くも悪くもいろんなことが目に付きますし、反発したりとか反面教師にもなりやすいです。


いろんな意味で良い学びのテキストだと感じます。


母親をしっかり理解して、克服すると自分のこともよく見えて来ますよ。


母親の取り扱い説明書を自分の中で作ってみたら良いです(笑)


少し私の母親の話をすると、とても言動が短絡的なところがあります。


それで、家族と接するもんだから、もちろん要らぬ波風を立てる時があります。


で、私も母を叱って、たしなめることがあります。


でも、良くも悪くもすぐに忘れて学ばないから同じパターンを繰り返す(笑)


染み付いた癖を直したり、学ぶのは一人では大変だから、家族など一緒に学んで氣づかせてくれる存在と出会う約束をしているのです。


もちろん母は母の良さもあるんです。


ムードメーカーとして、明るくさせたり。


ただ、良いカルマと悪いカルマがあるように相反するものを持って生まれてきて、この世界で学んでいるので、学ばないといけない時もあるのです。


で、母親のことで悩まれていらっしゃる方にお伝えしたいのは、親だからと言って必ずしも自分より魂や精神のレベルが高いとは限らないということです。


意外と見ているとお子さんの方が魂年齢や精神レベルが高い場合が多いんです。


そもそも生きている土俵が違うので、あまり悩むところでもなかったりします。


私も母親には肉体の母としてのお役目とサポートに感謝していますが、魂の母親ではないです。

 
私が一番大変だった時に愛情をかけてくれた、魂の家族は他にいらっしゃいます。


今は私も独自の道に進んでおりますので、あまりお会いしませんがその時期にはとてもお世話になり、感謝しています。


私のスピリチュアルな礎や心構えの教え、道をつくって下さった恩人です。


本物のスピリチュアルは何たるかを教えて下さいました。


私と母の場合は、私が靈的覚醒が始まって靈媒体質になり原因不明の体調不良で寝込んでいて辛い時には「お前なんか役に立たない人間だから死ねば良い。」とか暴言をはいていじめて、最高の悪役をやってくれました。


もちろん死にはしませんが、母親を心底憎いと思いました。


世間で親子の事件があるのは、相手の精神状態を考えずに無神経な一言を発してとどめを刺すことで起こるのだろうと思います。


言葉の暴力やモラハラ、時には暴力も受けました。


あの悪役っぷりは凄かったです(笑)ただ、私には母のインナーチャイルドの傷が見えていました。母は母でたくさんのことを抱えながら、必至に弱音を吐かずにがむしゃらに生きてきたのが分かっていたのです。


そうした反動が悪い形に出ると子供に向かってしまうことがあるのです。母も母親という役割以前に一人の人間として、ただ愛が欲しかったのです。


母親になる以前に癒してくれていたら良かったと思うんですが、娘の私から教えてもらったりすることを母も決めていたのでしょう。


そうやって私が乗り越えられるか試されていたんです。


でも、きちんと自分がやることをやって乗り越え、お互いのことも本当の意味で理解し、今は一番の理解者になってくれています。 


しかし、一番苦しかった時期には親からの理解も寄り添いもなかったので、最悪な心身の状態で自分で様々なことを勉強をし、情報を集め、自分の足で行動をしてご縁を作っていき、今の自分や仕事の土台をつくって来ました。


もちろんサポートしたり、応援してくれる方がいたからです。


この時期は実家が私にとって最悪な場所だったため、実家から出たくて海外ベースの外資系の航空会社の客室乗務員を受けたりしていました。


自分の体質を考えたら合わないことだったんですけどね(笑)


それだけ日本から家族から離れたかったのです。
  

強い靈媒やスピリチュアル体質と理解者がいない家庭環境でやって来れたなと思います。


靈的な方によく死なずに生きて来れたねって言われました。


やはり、魂の強さがないと出来ませんでした。ある意味、試されて来たんです。


ここで負けて、私が死を選ぶかどうかを。この頃、言われたことが選ばれてしまった者は、試練を与えられることがあると。


厳しい試練を乗り越えるだけのエネルギーがあるなら、世の中に与えるプラスの愛などのエネルギーも大きいと言うことです。


だから敢えて厳しい試練を与えられるのは期待されているからであると言う訳です。


乗り越えたり、期待に応えられる者でなければそもそもそうした厳しい経験を最初からやらせないのです。


そして、自分が自分のことを絶対に諦めないという強い意思があったからこそです。


自分の人生を後ろ向きに考えて暗く過ごすより、自分はどんな人生を創造していきたいかを決めることなのです。


人生は期待するものではありません。人生は自分自身が創り出すものです。自分次第です。


そして、思いっきり親子でやり合うことも時には必要なのです。破壊して、膿を出すことで新しい関係性が創り出せるからです。


お互いにぶつからなければ、分からないことや見えてこないこともあります。


どうせ理解してもらえないとかもうこれ以上、傷つきたくないとかあきらめるのはもちろん簡単です。


お互いにはそれぞれが良しとしている、考え方や価値観があります。


そして、いろんな靈的な方に私のお役目や使命を告げられて、私のことを分かっていなくてひどいことをして、酷い母親で申し訳ありませんでしたと神様の前で謝罪と懺悔をしたそうです。


私にもきちんと謝罪してくれました。


時間はかかりましたが、今はそうした確執は抜けて、仲が良いです。お互いに確執を乗り越えようねと約束して、今世で親子になっているのだと思います。


私の場合は親子関係のご相談に乗る際のために経験させられているのもあります。 


こうした自分にとって良くない経験って恥ずかしいから隠したいとかなかったことにしたい方って多いと思います。


でも、この世は相反する2極を味わうことでしか真の幸せには氣付きません。


美しく綺麗な経験だけの方なんていないと思っています。


恥ずかしく、隠したいと思えば思うほど自分の中に重くのしかかってきたりします。


今回、母親から書いて良いと許可をもらったので洗いざらい書きました。


自分の経験から母親に対して、怒りや憎しみ、悲しみなどの感情を抱くことはよく理解しています。


母親に対する怒りなどの感情は、自分のありのままを受け入れて愛して欲しいと言う魂からの叫びなのです。

 
愛情の反対が無関心だとしたら、怒りなどを感じるのは自分を氣にかけて欲しいと言う思いがあるからなのでしょう。


無理に相手を変えることはなかなか出来ませんが、自分を変えることで関係を変えることが出来るんです。


これは親子だけではなく、どんな関係でもいえますね。


ある氣付きや学びが終わったら、全てが反転して世界がパラダイムシフトすることがあるんです。


自分が本氣で向き合ったり、乗り越えようと決めた時からサポートや奇跡が起こるかもしれません。


憎しみから喜びの世界へ。


というわけで、母親ってきちんと取り扱ってみると、いろんな家系や遺伝、魂の仕組みの成り立ちが見えて来ますよというお話しでした。


母親がテーマの方もいらっしゃいますから、きちんと向き合って学びをきちんと終わらせた方が良い場合もあります。


意外と生きにくさは母親との学びに蓋をして、未完了のまま大人になってしまっていることが多いです。


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