ニューヨークの西側の郊外であるニュージャージー州に開店したイタリア系のスーパーマーケット、アンクル・ジュゼッペを紹介します。


ロングアイランドで創業しチェーン展開していましたが、この数年でニュージャージー州にも我が家の近くのニューヨーク市の北側郊外にも進出しています。

このスーパーの素晴らしいところは、通常のスーパーでは扱わない食材や総菜、そしてイタリアンの独特な食品をイタリアから輸入し店舗内のキッチンで手作りしている事です。

そして我々の味覚にも合うイタリアンの総菜です。

マリネしたもの、トマトソースで煮込んだものやパスタ、そして揚げ物です。

そしてその場で一口かじりたくなる様な大きなピザのスライス売りです。

店内を歩くとまずこの色使いの素晴らしさ、そして店内で調理しているであろうご馳走の匂いに気が付くと思います。 ラテン感覚です。

コロナ期間中は制限されていましたが、店内では試食が再開してました。 

いつもの様に大きなポーションで、数カ所でこれ貰って食べるとランチになっちゃいます。

分かり難いかも知れませんが、長さ10cm位あるスポンジケーキです。

こういうところがお客を集める手段になっているのは明白です。

店内ベークのパンと地元のイタリア系パン屋さんの人気のパンが売られています。

同様に店内調理と地元の製造工場製の生パスタも並んでいます。

パスタはあらゆる種類(形)のドライパスタもあって、料理に合わせてパスタも選ぶのでしょう。

これはイタリアのスイーツで、カノーリの皮とクリームを売ってるコーナー。

チーズはイタリアからの輸入商品が多そうですが、大きなチーズコーナーがありその一角では職人さんがモッツァレラを作っています。

と、その前ではジュゼッペの週末のサービスでプロのシンガーが歌を披露しています。

どんな歌かというと、何と言っても「フランク・シナトラ風」で、どの店の歌のおじさんも愛嬌がいいしかっこいい。

こんな感じです。 https://www.youtube.com/watch?v=Syd4DdrF99c

二階から撮ってたら気が付いて手を振ってました。

その二階は100席程のイートイン席になっていて、一部は二階テラス席がある事から春から秋まではそのスペースも使え、コロナが落ち着くとこれらのスペースはレストラン代わりに使われる様になるかも知れません。


ここまで見て頂いてお分かりと思いますが、アメリカでは時にこのコロナ以降の買い物事情が変わり、アプリを使ってオーダーしてデリバリーして貰う事や、時間を合わせて店頭引き取りに行くなどが非常に多く行われています。

このジュゼッペのコンセプトでは、お客に集まってもらって楽しんでもらう買い物を提案している事になります。

このコンセプトはどの店でもできる事ではなく、イタリアンのお客層とイタリア好きの現地のお客を上手にくすぐっている事がわかります。


売り場をもう少しお見せします。

目一杯甘そうなケーキとスイーツ売り場、そこでちょうど良く試食もやっているのです。

精肉と鮮魚、そしてその素材を使った下ごしらえ済み(Ready to Cook)も充実。

イタリア独特の総菜、パスタの総菜などはおそらく我々日本人の口に合うはずです。

スープや丸ごとチキンも何種類かの味付けが揃ってます。

イタリア人もスシが好きで、巻きずしなど山ほど売ってました。

そして野菜果物の生鮮食品、彩りも鮮やかです。

そしてそれらをおそらく店内でカットするパック詰めのフルーツと野菜、そしてジュース。


商品だけではない店づくりや内装、出入り口はモールの中に入っているので表と裏に付いていて、時としてセキュリティー等で問題も起き得ますが上手に作られています。


チャーリー下城

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via SHIMOJO NEW YORK NEWS
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