数日過ぎてしまいましたが、8月31日(水曜日)にニューヨークはハリケーン「アイダ」の残った熱帯性低気圧が押し寄せてきました。

ニュースでご覧になった方も多いと思いますが、残骸とは思えない程の雨量とパワーがあり、地域によって大きな被害を出しました。

これは上陸から3日経ち、ニューオリンズとニューヨークの中間地点を通っている時の天気図で、右側にWashington が見えていてそこには雨雲は無い様になっています。

先に申しますと、私の住むアパートはちょっと高台なのでここは全く無事でした。

東側には内海があり西側には大きなハドソンリバーがありますが、各々と数キロ離れている内側に当たる地域です。 しかし周辺には川も多く起伏もある地域なので水溜りになりやすい地形ではあるので、実際に沢山家々が浸水したり車が水没して路上放置などがあった為に翌日は交通が麻痺しておりました。 一部の地域では今も続いています。


この台風は元々アメリカの南部カリブ海からメキシコ湾へ入って、いつもの台風ルート(フロリダからテキサスの間)に向かい、実際にニューオリンズ周辺で上陸して大きな被害を出したものでした。

天気図はニューオリンズを直撃する事が確実になった状態です。

この時点でニューヨーク方面に向かう事は想定されています。

南部で上陸すると大陸上をどちらかへ動き被害を出しながらも消滅していくのですが、今回は東方向の首都ワシントンへ向かい(ニューヨークは近いので)こちらへの何らかの影響を出して終わっていくというパターンを想像していました。

何と言ってもニューオリンズからニューヨークまでは2000キロ以上の距離があります。


しかしこのアメリカ大陸では色々な起こり得ない事も起きるので、ここまで到達しても不思議ではありません。

実際に南部上陸後には各地で大雨と共に竜巻が起きたので、その地域でも被害は大きかったはずです。


ニューヨークでは大雨大風に雷で電柱や木を倒し、市内では地下鉄の駅に濁流が流れ込み、一部では死者も出たと報道されています。

雨は9月01日(木曜日)の早朝には終わりましたが、水害は勿論その後も続き、3日後でもまだ引いていない地域があります。

それと共に、この地域の家々は100年や150年前の家でも地下室が付いていて、多くの場合、機械室や電源盤もあるので浸水と停電が重なったらダメージはマックスに成り得ます。


実際に翌朝の街の状態をチェックしたところ、グーグルマップではあらゆる道路とハイウェイが通行止めで真っ赤っか。

道路は洪水で水がはけない水溜りと、放置された水没車で塞がれ大渋滞、レッカー車が忙しく動いていました。

これ高速道路の低くなったところで、池のようになってます。

この新車に近いベンツ君も水没ベンツじゃ修理しても乗りたくないですよ。

幹線ハイウェイですが、完全に動いてませんでした。

高速道路を通行止めにすべきですが、緊急外出制限は出てても交通整理が間に合っていない状態って事ですね。

日米ともに天災は防ぎ用がない場合がありますが、被害が最低である事を願うばかりです。


チャーリー下城NYC◾️ 09/01/2021

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via SHIMOJO NEW YORK NEWS
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