首都ワシントンに来ています。

先週開店したばかりのアマゾンフレッシュ、もう既に何度か書いてますが、これは又違うんです。

さて、どう違うか分かりますか?

アマゾンフレッシュの実店舗には、アマゾンダッシュカートというA-Iカートが置かれていて、アプリを使って店内に入って買い物をしてそのカートに入れた時点で、スキャナーとカメラ(と重さの秤)を使って買った商品を算出して加算していきます。

何十品目かを購入してダッシュカートに入れても算出出来、買い物が終わったらそのまま出るとその合計金額がカードにて清算されます。


店頭の緑のマークはディスタンスマークでもありますが、「BAG AS YOU SHOP」と書いてある。

買うものはバッグに入れて、という意味ですね。

そして

「SKIP THE CHECKOUT」

「JUST WALK OUT SHOPPING」

って事で買い物が終わったらそのバッグを持ったままお帰り下さい、という事です。

そう、ここはアマゾンGOと同じ様に、レジは無し、買い物したらそれをバッグでもポケットでも入れてもうそれで終わり(お金は払うけど)です。


入り口にはアマゾンロッカーもある、これはどのアマゾン店舗やホールフーズにも置かれてあるのと同じものです。

入り口にはゲートが付いていて、アプリを使って入った人のメンバーシップと顔を認識(顔と体格認証かも)をしています。

店内はシカゴでご案内したフルサイズで4千平米以上ある店舗とは違い、その1/4以下の小さいサイズです。

コンビニサイズではないですが、家族用のまとめ買いが出来るシカゴのフルサイズのアマゾン店舗とは比較にならない小型です。

そしてこの店の秘密はここです。

店内の天井のいたるところにはアマゾンGOと同じ様にカメラとスキャナーが付いていました。

小型店舗なのですが、それもそのはずここはワシントンの市内で住宅街なので、住民層を考慮するとこの手の小型店がむしろ買い物をしやすいのではと思われます。

当然そういうマーケティングをして、そういう扱い品目構成にもなっていました。

精肉鮮魚のカウンターは無く、全てがパック済みのコンビニ型です。

商品の購入はバーコードでの確認ではなく、入り口で確認した顔と体格認証のお客が、その商品を選んだか、商品の画像認証をしているはずです。

お酒も扱っていて、お酒を選んだ場合だけ出口の係員が年齢確認(運転免許証)するはずです。 これはアマゾンフレッシュのダッシュカートでも同じです。

精度の確認というかトリックをしてみるのも好きなので、1本15セントというバナナを3本買ってみました。 4本選んで取って、1本返しておきました。

バナナは1房5本入り(勿論大小色々あり)ですが99セント、1本買いなら15セント、バラで買う方が安い不思議、、、、。

買い物が終わったらそのまま出口ゲートを通って買い物終了です。

出口のドアの上の緑ランプが点きました。

「You're good to go, thanks!」って事で、支払いも出来ました。

アマゾンアプリを確認したら、間違えなしにバナナが3本で45セント乗ってました。

店内で売っていたこのエコバッグ、99セントと書いてあったのですが5セントのチャージが乗っていました。 丈夫そうな良いバッグで、これは親切で便利です。

この店舗は小型の上扱い商品も限定なので、アマゾンフレッシュの配送拠点には使わないと思われます。 店舗狭過ぎます。

しかし今後の使われ方として、この地域で出る特有の商品などがあると、限定商品やランチ商品限定等を15以内でデリバリーとか、色々なアイデアが出て来そうです。

どの位の意味があるか分かりませんが、店内には非常用の配置図があり非常口やファーストエド、救命用のAEDの場所など記載されています。

アマゾンはどこを見てもアイデアが広がる部分があります。


チャーリー下城NYC◾️ 08/02/2021

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