菊地凛子さん主演の「658km、陽子の旅」を観ました。
コミュ障で人とうまく話せない主人公。
若い頃、家族の反対を押し切って東京に出てきたものの、夢は叶わず、アルバイト暮らしのまま20年以上経過。
父親が亡くなったという知らせを受け、従兄の車に乗って青森の実家に向かいますが、高速のSAではぐれてしまいます。
父の葬儀に間に合うために、そこから自力で青森に帰るまでの物語。
ロードムービーが好きなので観てみました。
人と話すことも出来ない主人公が、必死で人に声をかけてヒッチハイクする姿が泣ける。。
冷たくあしらわれたり、酷いことをされたり、観てるこっちまで心折れそうになる。
でも中には親切な人もいて、暖かく助けてくれたりもする。
この旅は人生の象徴でもあるのかな?と思いました。
コミュ力抜群のイケてる側にいる人が見ると、イライラする場面が多いかも知れない。
でも私は陽子に自分を重ねて共感してしまいました。