手牌を伏せておけば、袖などが引っかかっても牌がひっくり返る心配がありません。
アンカン以外は手変わりがないわけですから、立てておく必要がない、というわけです。
2・イカサマ防止。
昔は「人を見たらイカサマしているものだと思え」と言われていたくらいでした。
どういうイカサマかといいますと、後ろで見ている人が「何待ちか」を同卓の仲間にサインを送る、いわゆる「通し」と呼ばれるものです。
ひどいところになると、従業員とグルになっていたそうです。
念のため言っておきますが、今はそういう心配はまずありませんのでご安心を。
その理由のせいでしょうか、昔からやっている人ほど伏せ牌率が高くなるようです。
イカサマ防止は、今となっては伏せ牌の理由のうちに入りません。
つまり、実際メリットと言えるのは「見せ牌を防ぐ」くらいです。
ただ、リーチ後に自分の手牌に腕などを引っかけてしまう人の大半は、牌の扱い方そのものに問題があるようです。
つまり、伏せ牌をして見せ牌を防ぐよりも、常日頃から「牌の扱いに気をつける」ことに気を配ってほしいですね。
結論は、
「リーチ後の伏せ牌はしない方がいい。ただ、他の人が伏せていても注意する必要はない(店のルール・マナー表に明記してある場合は別)」
ということです。
ちなみに、「注意するほどではないけど、しない方がいい作法」というのは、ここ何年かでさらに増えた気がします。
それについては次回以降、お話しますね。