親父へ


おかげさんで俺も社会人になって、良くも悪くも少しは“大人の世界”ってヤツを垣間見るようになった。


いろんな遊びを覚え、いろんなことを経験し、そうやって少しずつ年を重ねていくと、一丁前に親父のことを同じ男として見るようにもなってたよ。

一切、ギャンブルもやらず女遊びもせず、煙草もやめて、これといった趣味もなく、雀の涙ほどの小遣いで、唯一の楽しみである宅飲みの酒はドデカいプラスチック容器に入った安い焼酎… 。 正直、

「いったいこの人は、男として何が楽しいのかな?」


なんて思ってた。

あの頃は、まだまだ世間知らずの若造だったよ。


それから俺にも家族という守るべきものが出来て、あらためて、金を稼ぐということの過酷さ、人間関係の難しさ、様々な理不尽や不条理に耐えながらも愛想笑いを浮かべ、どんなに自分がカッコ悪くても、家族だけは守り抜くという強い信念…


なぁ、親父、長い年月が掛かってしまったけど、最近、俺にもようやく分かって来た事があるよ。


その尊い教えを親父はいつも、その大きな背中で示してくれていたんだ。

時には激しく厳しく叱られ、そして、それ以上の愛情も注いでもらった。

歴史上のどんな偉人よりも尊敬する人物であり、これからも、目指すのは親父のような父親だよ。


いつもありがとう。

普段口には出せないけれど、心の中では感謝してる。男って、そういうもんだろ?


長生きしろよな!










こんな感じの手紙かメール、もちろんLINEでも全然オッケー!なんで、いつか息子から貰いたい









息子、いないけどwww