治具 | ペンと樹木と木工教室探検隊

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樹木やペンのことを書いています。

今日も一日中パソコンの前に座っていました

図面とにらめっこが続いています


さて

治具(ジグ)という言葉をご存知ですか?

自分のブログでも何度かご紹介しています

木工の治具とは

加工をしやすくしたり

作業効率を上げたり

できなかった加工ができるようになったりなど

うちの教室では大型機械を生徒さんは使わないので

もの凄い数の治具を使います


売っている物もありますが

ほとんどが手づくり


簡単な治具もあれば、難しい治具も

時には作った作品より、治具製作の方が大変だった!

なんてこともよくあります


今から紹介する生徒さんがつくられた治具は、

新しい加工法を生み出した素晴らしいものです


木工教室探検隊
材料はパイン集成材

ここにトリマと言う機械を取り付けることができ

高さ調整などの微調整までできる構造になっています


(トリマに慣れていない方は、怪我をする恐れがありますので

真似をして作らない様にしてください)


木工教室探検隊

トリマーにディッシュビットを取り付けて

本体を治具に挟み込んで固定


木工教室探検隊
加工する板の上に治具を置き

トリマー本体が浮いた状態になり、ブランコの様な動きをします

そうすると


木工教室探検隊
釿(チョウナ)で木の表面をハツリ取る名栗(ナグリ)加工をされたような

加工面が現れました


この治具がないと、トリマだけではこの加工はできません


そしてこの加工で生まれた作品は

明日のブログで紹介します


素晴らしいですよ~



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