今日は様々な所でイベントが開催されていたのに

雨で大変な思いをされた方も多かったのではないでしょうか

近くのお祭りに参加された生徒さんも、靴がびしょびしょになってました

来年はスカッと晴れて欲しいです


生徒さん作品

「ペアのシンプルな椅子」

デザインはシンプルですが、構造はもの凄く複雑です


木工教室探検隊

木工教室探検隊

材料はタモを使い、カシュウ塗装の色を変えてペアで制作されました

ラインが素晴らしく綺麗な椅子で、座り心地もバッチリ

販売商品の写真の様です


木工教室探検隊
構造の話になり分かり難いですが

三本脚の通しホゾ、楔はローズウッドと黒檀で色を変えてあります


木工教室探検隊

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通しホゾで三方や四方に開く脚のスツールや椅子を

今までにいくつも紹介していますが、この作品は大きく違うところがあります

それは、ホゾの形で

今まで紹介してきた作品は、全てと言っていいほど○の形です

それには理由があり、丸ホゾの斜め穴はボール盤と言う機械を使えば

方法さえ知っていれば開けるのはそんなに難しくないからです。

その逆で、斜めの四角いほぞ穴を加工するのは容易ではありません

おススメもできません!


それを生徒さんは、設計に三角定規と数学の本を使い

何度も試行錯誤して治具を作り角ノミで加工し


木工教室探検隊
その上、もっと難しい、脚に貫を入れるホゾとホゾ穴加工の角度も

図面に展開図を書き、紙で試作品を作り

それから加工するための治具を作り

どちらも完璧に隙間無く接合されました!

これは本当に難易度の高い加工技術です。


どの生徒さんにも共通して言えることですが

難しい加工技術に挑戦は誰でもできます

でも、それを完璧に隙間なく接合するのは誰でもできません

生徒さんはできない加工技術でもできる様にするために

できるまで練習したり、新しい方法を考えたり、自分専用の治具を作ったり

時には諦める決断をする時もあります

だからこそ、全ての作品の完成度が高く

なによりも、誰が見ても仕上がりが美しい作品になっています


生徒さんの挑戦が、自分にも大きな影響を与えてくれます


木工教室探検隊

木工教室探検隊
背もたれのラインと面の削り方が綺麗で

さまざまな曲線を描いています


木工教室探検隊

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座面の角の面取りは、削り方を変えて変化を付けてあり

細部までとことんこだわってありました


木工教室探検隊

まったく説明が無くても

この座られている様子で全てが伝わってくる様な気がしました



ペア椅子はご夫婦で使われるんでしょうねぇ


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