今日は木工道具のお引越しお手伝いで

兵庫県の姫路市に行ってきました。


生徒さん作品

「二つの五段抽斗」


木工教室探検隊
同じサイズで同じつくりなのに

抽斗の前板の木が違うだけでこんなにも

違う作品に見えるんですねぇ


左の抽斗前板はメープル、右はウォルナット


木工教室探検隊

メープルの前板には

ウォルナットの引手

「白に黒」

木工教室探検隊
ウォルナットの前板には

メープルの引手

「黒に白」


木工教室探検隊
手作りの引手は、指が引っ掛かりやすい様に

トリマーで裏に掘り込みを入れてあります


木工教室探検隊


木工教室探検隊
抽斗の側板と後板は桐

底板はシナ合板の材料を使われました


この10杯の抽斗には

生徒さんのもう一つの趣味である

釣りの道具を入れられる予定


木工教室探検隊
メープルの前板には綺麗な杢が入っていて
鉋をかけるのに苦労されていました。


木工教室探検隊
本体は楢の木を使っていて

蟻組と言う組手で接合してあります。


生徒さんにとっては、初めての蟻組の挑戦で

それも幅が広くて4か所もあり

加工中は心配する場面もありましたが

組み立ててみるとピッタリ収まってくれました


木工教室探検隊
抽斗の前板は、木の色を生かせるよう

オイルのクリアー仕上げで


本体はうちの教室では珍しい拭き漆仕上げです!


教室では漆は塗れないので、ご自宅で漆を塗るために

この作品専用の漆室(漆を乾かす場所)

をシナ合板で作られていました。


この作品も拘りだらけですねぇ


素晴らしい作品には

生徒さんの拘りがいっぱい詰まっています!


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