木工教室をやっていて苦労することがいくつかあります

その一つが木の反りです。

無垢板は生徒さんにお渡しする前に製材と言う作業をして

長さ、厚み、幅を決まった寸法に加工し

荒木の反りもここで直線に修正しておきます。


ところが


乾燥させた木材でも


木は長さは変りませんが湿気の影響で

幅の大きさが伸びたり縮んだり

直線にしたものが反ったりと変化します


木が動くことを考えて加工方法や構造を決めて

作品制作をしています


それでもたまに癖が強くてどうしようもなくなることが

幅が広い一枚板のタモの木


木工教室探検隊-IMG_7635.jpg
この反りには勝てませんでした

熱と水と圧力で何度か修正を試みましたが

全敗・・・・


木工教室探検隊-IMG_0149.jpg
平面の上に置いて見ると

反って端と中心部分で6mmも違いが

向こうの景色が見えます。


木工教室探検隊-IMG_7055.jpg
曲がってるでしょ~

これ以上は抵抗を止めて降参し

今回は新しい板と取り替えました


この曲がった板は幅を狭くして使います


加工する前に曲者が分かればいいのになぁ

今の自分には分かりません

とほほ


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