こんばんは!
お盆も過ぎて少し暑さが
引いてもよさそうですが、
まだまだ暑い日が続きますね。
熱中症予防に水分・塩分だけでなく
栄養、睡眠もしっかりとって、
元気に夏を乗り切りましょう!!
前回の記事では、『有機栽培だからといって安心
しきれない』という話、
主に慣行栽培と有機栽培の
肥料の働きの違いについて
書きました。
ではなぜ私が他の農法より
作物を育てやすいと言われる
慣行栽培を選ばないのか?
それは、農薬や肥料によって
体への害が出る可能性の
ある栽培方法だからです。
そして、
『育てやすいか難しい
かで選ぶなんて、作り手側の勝手』
だと思っているからです。
では、慣行栽培で使われている
肥料や農薬にどのような害が
潜んでいるのでしょうか。
それではまず前回、
少しふれた化学肥料に
ついて。
化学肥料はすぐに作物に
栄養として吸収させる事が
できるという利点がありますが、
その反面、雨などによって
撒いた場所から流れ出しやすい
という欠点もあります。
作物に吸収されず、流れ出した
化学肥料(硝酸態窒素)はどこへ
行くかというと、
河川や地下水へと流れて行きます。
川に流れると、海に流れて
また蒸発して雨として降ります、
そのあと土にしみ渡って、作物に
栄養が出る可能性も出てきます。
(この一連の流れは農薬でも同じです。)
農薬の場合は、
ポストハーベストのように
収穫後に使う農薬以外は、
私たち消費者が口にする頃
には、ほとんど農産物には
残っていないようです。
だからといって私は、全く薬品が残って
いないとは言い切れないと思っています。
なぜかというと、
実際に、農薬使用の野菜から無農薬野菜
に切り替えた食生活にした人が、体の
調子がよくなっているのを見ているからです。
できれば、農薬や肥料を使っていない
作物を選ぶと安心だと思います。
しかし、まだ値段が高いのも現状です
ので、しっかりと洗って使う。
心配なら加熱して使うだけでも、
予防策になりますので、気にかけて
いただきたいと思っています。
このように、慣行栽培で使われている
農薬や肥料は、栽培している農作物
だけでなく、環境そのものまで影響を
及ぼしていることがわかっていただけ
たのではないでしょうか。
これまで、書いてきた栽培方法に
ついて考えた結果、私が行き着いた
のが『自然栽培』という方法です。
『自然栽培』といっても具体的に
どんな方法なの?という方も多い
と思いますので、そのことについて
また記事を書きたいと思います。