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3月11日14:46 東日本大震災が
起こって、2週間が経とうと
しています。

私は、ちょうどワークショップ
開催に向けて
東京へたどり着いた
その日でした。

いつもお世話になっている
伯母の家に着き、
近くの図書館で資料の
整理をしていた時でした。

急に揺れが来て、
しかもなかなか止まらず
頭を机の下に入れて
しばらくじっとしていました。

書棚の本も数冊落ちてきて、
揺れが収まったら、
職員の人の指示で
外へ避難しました。

その後何度か揺れがありましたが、
このときは、こんなに大きな
災害が起きているとは
知りませんでした。

家に帰り、初めてその
被害の大きさを知り、
とても現実に起こっている
事とは信じられませんでした。

その晩は、余震が何度もあり
そして東京でも帰宅できない
方が沢山いるということで、
なかなか眠ることは出来ませんでした。

日に日に増えていく
死者と行方不明者の数、
自分に何ができるのか
まったくわからなくなっていました。

同時に自分の無力さに
すごく混乱していて、
15日に控えたワークショップ
もどうしたらいいか
パニックになりました。

災害の中でも自分のやるべき事を
見つけて動いている人も
沢山居て、自分の仕事として
ワークショップもやるべきと
決意し準備を再会しました。

でも、災害から3日後の
14日からの計画停電の開始
発表と、余震が収まらない
ことから13日の夜中止を
決定しました。

参加者の方に、連絡を入れるたび
励ましの言葉をいただきました。

自分も大変なのに、
私に対してみなさん
温かい言葉をかけて
くださいました。

15日の夜帰る予定をしていたので、
それまで東京に滞在していました。

その間も、鹿児島の家族、友達、
大阪の友達、先輩からも
電話がかかってきて、
沢山の人に支えられている
という事を改めて気づきました。

ブログの読者の方からも
連絡いただいたり、
感謝の気持ちでいっぱいに
なりました。

鹿児島へ帰ってきてから、
しばらく余震のまだ続く
東北や関東の様子を見るたび
自分だけ逃げてきたような
感じがして、罪悪感を感じて
いました。

でも、私がいくら悩んでいたって
誰のためにもならない。
自分の出来ること
やるべきことをしなくては
いけないんだと
思うようになりました。

今年秋予定している
スイーツポテトの販売や
有難いことに依頼を
いただいている仕事
精一杯取り組んで行きます。

これから日本を再生していくため
一人の力は小さいかもしれませんが、
みんながそれぞれに
頑張らないと立て直すことは
出来ないと思います。

この災害で失ったものは
計り知れません。

しかし、この災害で
気づかせてもらった事も
沢山あります。

自分が今こうして
生きていること、
生かされていることを
しっかりと自覚して
生きていかなくてはと思います。