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今日は、私が自分でカフェを開こうと思い立って、
今に至るまでの出来事を書きたいと思います。
(なんだか、語りたくなったので。。。)

3年ほど前まで、ケーキとはまったく無縁の
縫製の仕事に就いていました。

その前からちょっとさかのぼると。。。

小さい頃から、食べることが好きで、お菓子も
好きで、料理をしたりケーキを作ったりして、
それを食べてもらうのが好きな子でした。

なので、高校進学のときも生活科学科という
専門科にすすんで、調理や被服の勉強をして、
検定にも挑戦してました。
でも、この3年間で食のほかに衣の分野にも
魅力を感じるようになったのです。

そして、短大でもまだ絞りきれず生活科学専攻という
道へ進みました。
そこでは、衣・食に加えてさらに住の部分も
学べて、設計士やインテリアプランナーなどへ
進める道も出てきて、さらに家庭科の教師にも
なれるという科で、1年時にはどの道へ
進むべきかすっごく悩みました。

2年にあがるとき、卒業研究の
研究内容を選ばなければ、となったとき
その時の教授の影響で、私は「衣生活学研究室」へ
はいることになったのです。

その卒業研究で、衣服のパターンを中心に
いろいろ1年間通して研究していて
その流れで、就職も被服関係の仕事に決めました。
就職先も、たまたま目に付いた求人で、
大阪の会社で、軽い気持ちで受けて、初めて受けた
その会社で内定をいただいたので、そのまま就職することに
したのです。

そして、3月大阪へ進出です。

朝から晩まで縫ったり、アイロンがけしたり
ひたすら作ることに没頭した仕事内容でした。
どんな人が買ってくれるのか、
まったくわからない職場でした。
半年ほどそういう仕事がつづき、
ある日の朝礼で、衝撃の言葉が社長の口から
出てきたんです。

『仕事がないので、明日から班長以外の人は
 休んでください。復帰の時期は未定です。
 すみません。』

という言葉。

4、5人一班でチームになって仕事をしていたのですが、
その中でリーダー役の班長さん分(100人くらいの従業員のうち班長は15人ほど)
くらいの仕事しかないという。。。

急遽、休みになり、正社員の契約なのに
班長以外の人に給料は支払われませんでした。
全寮制だったので、住むところと食事だけは
保証されていましたが。

その休みの間に、本当にいろんな事を考えて
このままでいいのか。でも、何をしようかと。
その時に、やっぱりいつも頭の片隅にあった
小さい頃からの夢であったケーキ屋で働きたい
という思いがよみがえってきました。

思い立ったその日に、とりあえず
飲食専門の求人誌を買ってきて、
次の日には、気になったケーキ屋に電話していました。
(今思うと、自分でもびっくりするくらいの
 行動力でした。)

数日後、一度会社見学をさせてもらって、
そのまた数日後に面接を受けました。
そのとき受けたのが、最近まで勤めていた
ケーキ屋です。

内定をもらって、すぐ今まで働いていたところを
やめて。
今度は1人暮らしをするために、家を借りないと
いけない。

前の会社を辞めて、2週間ほど父の大阪の友人の
家に居候させてもらって、引越しの準備をしました。
(会社の寮だったので、出ないといけなかったのです。)

実家は遠いので、家探しから契約まですべて自分で
して、なんとか1人暮らしの準備が整い、
新生活のスタートです。

入社日は12月1日。
ケーキ屋にとって一番忙しい12月にパティシエ
の道へ一歩踏み出しました。




長くなってしまったので、つづきはまた。