畠中恵  「こいしり」 | お江戸☆脳内さんぽ

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今日もしっぽり江戸にひたります


畠中恵  「こいしり」


昨日ご紹介した「まんまこと」の続編ですニコニコ


こちらも久々に読みなおしました。



家族にも町内の皆さんにも心配げに見られている町名主の跡取り息子麻之助


前作で縁談のあった野崎寿ずとは破談となる予定だったが、2人を置き去りに話は両家の親族だけで


強引にまとめられてしまい、遂に腹をくくって一緒になることにした爆弾


結婚しても、日常生活はなんら変わることもなく・・。


父親の留守中に清十郎の義母で幼馴染のお由有と妻のお寿ず、それぞれの縁者が関わるもめごとが


持ち込まれて困ったり、季節外れの百物語の席で起きた窃盗事件の相談を受けた吉五郎


不思議な話を聞いたり、余命いくばくもない商家の生真面目旦那の「遊び指南役」に指名されたりと


麻之助の元には今回もバラエティーに富む事件やハプニングが飛び込んでくる長音記号2


勝手気ままにやりすぎたのか、遂にある朝一番に「三行半を下さいませむかっ」と言いだしたお寿ず


手にしていたのは、麻之助が書いたものと疑われる恋文の下書き。


怒り心頭の様子のお寿ずが納得するように疑惑をはらすことはできるのかはてなマーク




前作に引き続き、優しい雰囲気の中で物語は進みますが、出てくる事件は結構シビアです。


お互い既婚者だし、もうどうにもならないのにまだくすぶる想いを抱える麻之助


そんな様子に気づいているようなお寿ず・・とてもうまく言っている夫婦のように見えるのだけど、


時々ちらっとそんな描写が出てくるといたたまれなくて・・しょぼん


どう決着がつくのでしょうかはてなマーク このままではいつまでもいられませんよねはてなマーク


麻之助は不思議な魅力を持つ男ですが、こういう人を好きになったら、また傍にいたら、


大変だろうなあ・・としみじみ思いましたショック!


最近続編が出たようですね。 そちらも楽しみです音譜