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Webであなたの夢が叶う!のHirokoです。

Webで数学、
数学史からみえてくるものⅡです。

今日は、
紀元前のエウドクソスにフォーカスしていきます!

BC400
 エウドクソス (BC408~BC355)
  (場所:クニドス)
        比例論 (分数の原理),取り尽くし法,天文学

エウドクソスは、
小アジアのクニドスの生まれで、
ピタゴラス学派のアルキュタスの弟子でした。
長い間、
エジプトで暮らし天文学を研究していました。
地球が中心にあって、
他の天体は地球の周りを回っているする「同心天球説」を唱えました。
この考えが後に、
アリストテレスに影響を与えることになります。

さて、
取り尽し法ですが、
図形に内接するような多角形を描き、
それらの面積を元の図形に近づけていく方法です。
エウドクソスはこの取り尽し法を用いて、
球や錐の体積の求め方を証明しました。

また、
エウドクソスは黄金比を発見した人でもあります。
1:(1+√5)/2 ≒ 1:1.618 は、
人間が本能的に美しいと感じる比率だとされていて、
この比率のことを「黄金比」と呼んでいます。
この黄金比は、
 ・パルテノン神殿
 ・ミロのヴィーナス
 ・パリの凱旋門
などの人工物ので有名ですが、
 ・ひまわりの種
 ・松ぼっくりのかさ
など自然界にも多く存在することも分かっています。

紀元前のこの時代にすでに様々なことが研究されていたことに驚きです。

明日は、
ヒッパルコスにフォーカスします。

お楽しみに!

今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。