Webであなたの夢が叶う!のHirokoです。
Webで数学、
統計学とは?です。
統計学は、
わたしたちの身の回りにあるさまざまな情報を
一定の基準で数値化されたデータに置き換え、
そのバラツキのあるデータを応用数学を使って、
規則性や不規則性などの性質を発見する学問です。
歴史的にみると、
紀元前3000年ころのエジプトで、
ピラミッド建設のために人口調査が行われたことが
統計の誕生になるそうです。
どの国にどのくらいの人数が住んでいて、
男女比、成人比をはじめ、
健康状態などを知る上で
統計はなくてはならないものでした。
統計学を英語で「statistics」といいますが、
語源をたどってみると「status」、
これは「国家」を意味します。
まさに、
国を統治するのに
人口調査や土地調査をして、
その国のありようを把握するために
統計は使われました。
統計が、
学問として研究されるようになってきたのは、
19世紀に入ってからだといわれます。
ベルギーの統計学者で天文学者でもあったケトレーは、
出生、結婚、死亡、そして犯罪などの
人間に関する現象の様々なデータを検証して
「正規分布」に従うかどうかを調べ、
「平均的な人」を割り出しました。
ある事象から「極」と「端」を除いて
バランスのとれた「平均」や「普通」の概念を
数値として表わしたのです。
さて、
ケトレー以降、
統計学は多くの学者によって研究され、
広がってきました。
明日からは、
代表的な統計学の学説についてお伝えします。
どうぞお楽しみに!
