Webであなたの夢が叶う!のHirokoです。
Webで数学、
ゴースト暗算とは?です。
昨日ご紹介したインド式計算法は、
線を引くだけで
早く、楽に、正確に計算できました。
インド人に優秀なIT技術者が多いのは、
九九の暗算が19×19の2桁、
またインド式計算法のおかげで
素早い応用力が身についているからだと
言われています。
では、
日本ではどうでしょうか?
日本の九九は9×9の1桁、
和算などの優れた計算方法もありますが、
小学校での指導時間は僅かです。
ところが、
日本でも2011年に新しい暗算方法が考案されました。
それが「岩波メソッド ゴースト暗算」です。
当時、東京大学医学部の学生だった岩波邦明さんは、
おさかなプレートという
子供にもかわいいイラストを使って、
99×99までの2桁の暗算も
楽にマスターできるのだといいます。
ゴースト暗算の99×99は、
インド式19×19の25倍以上に当たります。
どうしてこんな計算ができるかというと・・・
医学部で脳の研究をしたいと考えていた岩波さんが、
単なる計算のテクニックだけでなく、
脳活性トレーニングとしての効果も期待できるとして
開発を進めたものだからです。
岩波さんは、
計算しているときの自分の脳の血流を調べていて、
「通常のひっ算では基本的に左脳しか働かないのですが、
ゴースト暗算をしているときは右脳も左脳も同時に
働いているというデータが得られました」
とコメントしています。
わたしたちの脳の働きは、
左脳は計算や論理に、
右脳は感覚や創造性に、
関連しているといわれています。
「まず、
ゴースト暗算を行うことで左右の脳が同時に活性化し、
小説や絵画、音楽などの芸術面でのセンスが
磨かれることが考えられます。」
そして、
「インドからたくさんの優秀なITエンジニアが
生まれた背景には、19×19の暗記のベースが
あったからだと考えられます。
ゴースト暗算を行うことで99×99までの
計算力の土台をつくり、さらに活性化した右脳が
新しいビジネスや技術をクリエートする力を
伸ばしていく。
子供たちが生きていく力を育むことができると
思っています。」
と岩波さんは言っています。
では、
簡単にゴースト暗算をご紹介しましょう!
例えば 62×7を見てみましょう。
① 先ず、
6×7を計算した答え42を書きます。
42 + □□
② 次に、
2×7の答え14を後ろに書きます。
42 + 14
③ 42+1の答え43と
後ろの4をつなげます。
答え:434
いかがでしょう?
慣れると早くできそうですね。

