Webであなたの夢が叶う!のHirokoです。
Webで数学、
数の石垣とは?です。
数の石垣(Zahlenmauern)は、
ドイツで研究された計算方法です。
石垣と言えば、
お城の石垣のように
巧みにサイズや形の違う石を積み重ねた
強固な土台のことですね。
数の石垣は、
ひとつひとつの石に数字を当てはめて、
隣り合う石の数字を足し合わせたものを
上段の石垣にするといったシンプルな計算方法です。
当てはめる数字によっては、
小学校の算数からから高校過程の数学まで
多様性を持った算法になります。
次の図のような
正の整数を使うと小学生向きに・・・
負の数を使うと
中学生向きに・・・
こうなると、
高校レベルになりますね。
この「数の石垣」は、
ドイツやスイスの
大学や教育現場でも用いられていて、
幅広く応用されているようです。
以前にご紹介した
パスカルの三角形とは、
逆転の発想ですね。
パスカルの三角形は ↓ ↓ ↓
1
1 1
1 2 1
1 3 3 1
1 4 6 4 1
1 5 10 10 5 1
1 6 15 20 15 6 1
1 7 21 35 35 21 7 1
1 8 28 56 70 56 28 8 1
1 9 36 84 126 126 84 36 9 1
1 10 45 120 210 252 210 120 45 10 1
こちらもとてもシンプル!
① 頂上に1、その下に1,1と配置。
② その下の段からは左右両端に1,1と配置。
③ ひとつ上の段の隣り合った二つの数を足して
結果を二つの数の真中に下段に書く。
どちらも
計算した答えを次のステップに応用し、
図を形どっていく
おもしろい数学ですね。
こんな楽しい授業だったら
子供たちも数学嫌いにはならないでしょうね。





