Webであなたの夢が叶う!のHirokoです。
Webで数学、
自然数を分類すると・・・です。
いままで、さまざまな側面から
「素数」についてお話ししてきましたね。
自然数は素数の積によって分類され、
・1、
・素数(2.3.5.7.11・・・)
・合成数(4.6.8.9.12・・・)
という分け方ができました。
では、
自然数の約数についてみてみましょう。
約数とは、
ある数を割り切ることができる数、
つまりわり算で求められる数、
また、
倍数とは、
ある数の何倍かになっている数、
つまりかけ算で求められる数でしたね。
自然数の6は、
4つの約数(1,2,3,6)を持っています。
この約数をすべて加算すると、
1+2+3+6=12
となり、
自分自身の2倍の数になっています。
ここから自分自身を除いたとき、
1+2+3=6
自分自身に一致しますね。
このような性質を持つ数を完全数と言います。
完全数とは、
自身を除くすべての約数の和が自身と等しい数で、
6=1+2+3
28=1+2+4+7+14
496=1+2+4+7+8+9+10+
11+12+13+14+15+
16+17+18+19+20+
21+22+23+24+25+
26+27+28+29+30+31
があります。
しかし、
すべての自然数が
このように美しいかたちの完全数にはならないのです。
その場合、
過剰数、不足数という名前の数になります。
過剰数とは、
自身を除く全ての約数の和が自身よりも大きくなる数で、
例えば220の場合、
1+2+4+5+10+11+20+
22+44+55+110
=284
と結果が元の数より大きくなりますので、
220 < 284
過剰数と呼びます。
不足数とは、
自身を除く全ての約数の和が自身よりも小さくなる数で、
例えば284の場合、
1+2+4+71+142
=220
と結果が元の数より小さくなりますので、
284 > 220
不足数と呼びます。
また、
過剰数と不足数の関係において上の例のように
自身の約数の和がもう一方の数と等しくなるとき
220 284 のような一組の数を友愛数と呼びます。
この友愛数は、ピタゴラスが命名したとか・・・
数にも友情があるって面白いですね。
友愛数は他にも
1184と1210
2620と2924
5120と5564
・
・
・
があります。
数字の分類も、
新たな発見があるとワクワクしますね。
