Webであなたの夢が叶う!のHirokoです。
Webで数学、
今回は哲学と数学の関係についてです。
これまでこの数学のお話の中で、
たくさんの数学者をご紹介してきました。
エラトステネスのふるい:
エラトステネスは今から2200年以上前に
エジプトのアレクサンドリアというところで
図書館の館長をしていた数学者です。
メルセンヌ数:
メルセンヌは、フランス人の修道僧で数学者。
才能豊かな人物で、
他にも哲学、物理学、音楽理論も研究していたそうです。
ピタゴラスの定理:
古代ギリシャの数学者であり哲学者のピタゴラスは
三角数を好みました。
パスカルの定理:
パスカルは、17世紀のフランスの哲学者で数学者。
キリスト教の神学者でもありました。
フラクタル図形:
20世紀フランスの数学者:マンデルブロが導入した
幾何学の概念のことを言います。
幾何学の父:
紀元前3世紀の古代ギリシャの数学者:ユークリッド
古代ギリシャ数学を代表するユークリッド原論の
著者でもあります。
フィボナッチ数列:
フィボナッチは、
12~13世紀のイタリアの数学者。
1202年に出版した「数盤の書」のなかで
インド式としてアラビア数字をヨーロッパに紹介した人物です。
このように数学者は同時に哲学も修めていたようです。
数学は、
私たちの身の回りの現象を「数」を通して
追及していく学問です。
では哲学とは、
一体どのような分野を研究する学問なのでしょうか?
哲学と聞くと
「難しい」というイメージを持つと思いますが、
哲学は真実を追求する学問、
つまり「知る」ということがキーワード。
今までに、
わからなかったこと
知らなかったことを
明らかにしていく学問。
それが数に特化していれば「数学」、
言葉に特化していれば「言語学」、
こころに関することであれば「心理学」、
という風に細分化されていきますが、
ベースとなる学問が哲学であるというのが
わたしの理解です。
古代の数学者たちは、
身に周りに起きる事象を数で解明しようとして、
さまざまな研究を進めてきました。
その結果、
現代の私たちの暮らしは便利になり、
さらに
今までわからなかったことが次々と
解明されていくのですね。
