Webであなたの夢が叶う!のHirokoです。
Webで数学、
今回は量子力学とは?についてです。
前回、ユークリッドの原論とは?の回で
プラトンが彼の著書「ティマイオス」のなかで、
宇宙を構成する元素に正多面体を割り当てていると
お話ししました。
そして、
ユークリッドが原論を書いた目的は、
正多面体が宇宙の図形であることを論じるためだと
哲学者:プロクレスは自身の著書の中に書いています。
古の数学者たちは、
2000年以上前から「宇宙」にフォーカスして
地球上の数学を宇宙とを結び付けようと
していたのかもしれません。
さて、
アインシュタインの相対性理論と並んで
現代物理学のベースとなる理論に
量子力学があります。
量子力学は、
分子や原子、そしてそれを構成している電子などの
物理現象を記述する理論です。
この理論は私たちの生活のあらゆるところに
応用されていて、
パソコン、スマホ、携帯電話などの電子機器は
身近な例ですね。
しかし、
量子力学と数学の関係を見てみると
素粒子物理学の「場の量子論」が
定式化されていないことが挙げられています。
私たちの住む地球を含む宇宙誕生の謎を解き明かすのに
この量子力学が必要不可欠であることも
論じられてきています。
今まで解明できていなかった事象が
だんだんわかってくると、
地球の数学では解けなかった問題も
スムースに解決できるのでしょうね。
21世紀はまさに
そのかけ橋の時代なのではないでしょうか?
