Webであなたの夢が叶う!のHirokoです。
Webで数学、
今回は地球の数学・宇宙の数学です。
今週はノーベル賞ウィークで
10月5日月曜日には医学生理学賞の大村 智さん、
10月6日火曜日には物理学賞の梶田隆章さん、
と日本人の連続受賞に海外からも称賛の声が届いている
との報道がありましたね。
物理学賞を受賞された梶田隆章さんは、
「われわれの住む地球には
まだまだわからないことがたくさんあります。
大きな問題は1日2日の短い研究で解決するものでなく
たくさんの人が興味を持って長い年月をかけて
解き明かしていくもの。
そのような宇宙の謎ときに若い人たちに是非
参加してもらいたい。」
とコメントされました。
数学は自然科学とは異なり、
わたしたちの身近にありながら
実は、わたしたちの世界とは独立していると考えられます。
先にご紹介した古代ギリシャの数学者:ユークリッドの
幾何学を見ると、地球以外の星のうえでも成立します。
古代ギリシャ人は身の回りの世界で起きることを
目で見て身体で経験してそれを実証として学び、
証明してきました。
哲学者:プラトンは「イデア」という言葉で
哲学論を展開してますが、
イデアとは「見ること」で、肉眼で見るだけでなく、
こころの目、魂の目で見るという意味も含んでいます。
つまり
・ものごとの真の姿
・ものごとの原型
・ものごとの本質
であり、
ユークリッドの幾何学における
図形の完全な姿がモデルだといわれています。
これから宇宙の謎が次第に解明されていくにつれ、
地球上でだけ成り立つ数学理論と
宇宙のすべての環境でも成立する数学が明らかになり、
地球の数学ではわからなかったことが解決するときが来る。
21世紀は、
地球の数学が宇宙の数学へと発展していく
ターニングポイントなのかもしれませんね。
