Webであなたの夢が叶う!のHirokoです。
Webで数学、
今回は半分と単位分数についてです。
前回、モノの特徴とまとまりをあらわすのに「助数詞」を
ご紹介しました。
1人、
1名、
1頭、
1匹、
1羽、
1尾、
1冊、
1巻、
1個、
1枚、
1本、
1日、
これらは、
数えるモノは違うけれど、
あるまとまりが「1」だけあることを示しています。
そして、何も存在しなければ「0」とするのでしたね。
さて、
私たちが会話の中で時間を使うとき、
「明日は午前中が都合よいんだけど。。。」
「午後からは会議なんだ!」
「土曜日の午後の新幹線で名古屋に行きます。」
といった具合に、
午前、午後という表現を使います。
私たちの1日は24時間というまとまりです。
その中で、
深夜0時からの12時間を午前、
昼の0時からの12時間を午後、
としています。
ちょうど1日は24時間を2等分した半分の時間
ということになりますね。
このように1つのものを2等分すること、
つまり2で割ることを「半分にする」といいます。
式: 1÷2
半日を分数で表わすと: 1 ← 割られる数(分子)
2 ← 割る数 (分母)
となります。
時間に置き換えると
式: 24÷2
半日を分数で表わすと: 24 ← 割られる数(分子)
2 ← 割る数
約分して12時間になります。
1日を3等分する場合は、
式: 1÷3
分数: 1 ← 割られる数(分子)
3 ← 割る数 (分母)の形で表わされます。
時間に置き換えると
式: 24÷3
分数で表わすと: 24 ← 割られる数(分子)
3 ← 割る数 (分母)
約分して8時間になります。
1 1
2 3
のように分子が1、分母が自然数の分数のことを
「単位分数」といいます。
単位分数は「0」と「1」の間に存在しています。
分母の数がどんなに大きくなっても、
決して0にはならない値です。
そして。。。
割り算を分数の形で表現することで、
・割り切れる
・割り切れない
を意識することなく、
意味のある値として扱うことができます。
分数の語源は「砕く」ということですので、
まさに自然数を砕いた表現方法と言えますね。
