蝉の音で夏を感じる朝ですね。
人は、話した内容を1時間で56%
そして、48時間ではなんと80%、「記憶」は、時間とともに
薄れていくものだと思われています。
しかし、「記憶した直後」と「記憶から一定時間経過後」では、
一定時間経過後の方がよく覚えているという場合があります。
これが「レミニセンス現象」です。
レミニセンス現象は、睡眠や休憩など、
整理されて、記憶を想起しやすい状態になったとき 起こります。
このレミニセンス現象は、「暗記学習」だけでなく、
音楽トレーニングなどでも起こります。


トレーニングによる反復練習で、成果と同時に抑制効果も出て、
成果が上がらなくなってきます。
ここで睡眠や休憩をとります。
これは、トレーニング内容を消化し、整理する時間です。
この休憩は、記憶の定着のためには必要なことです。

レミニセンス現象を実感できるまでには、タイムラグがあります。
人には、記憶の壷というものがあって、その大きさはさまざま。
その壷が一杯になるまでの時間が、
この夏、何かトレーニングを始めてレミニセンス現象を体験してみませんか?
みなさんも心穏やかに1日 をお過ごしください。