環境視察 in 稚内市 | 京都市会議員 清水ゆう子 オフィシャルブログ Powered by Ameba

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札幌市から稚内市に移動し、環境の視察を行いました。

1つ目は風力発電。
市内の平均風速は7ー8m/秒あるので、風力発電に向いているそうです。(2.5m/秒あれば発電可能)









こちらの会社では、市の土地(牧草地)に47基、国有林に10基設置し、5万7千kw発電し、市内の7割の電力をまかなっています。

風力発電の仕組みは、私には驚きでした。送電網はほぼ地中に埋められ、私たちが立っている真下に走っているそうです。地面には、除草目的でホタテの貝殻を砕いて撒いておられます。

2つ目は太陽光メガソーラー。今日は見学だけで、明日詳しい説明をお聞きします。





太陽光の研究のために設置され、8種のパネル、角度などの研究をしたり。可動式は初めて目にしました。

そして最後の3つ目は、バイオエネルギーについて。







稚内市は、生ゴミなどは微生物による発酵で減容化し、バイオガスを回収しエネルギーとして利用されています。

バイオガス発生の障害を考えると、例えば魚の骨は50センチ以下ならOKだけどお肉の骨はダメなど、分別の仕方が大変。そのため、市民の方々の協力を十分に得られるまでまだまだ道のりは長そうです。

施設内は何ともいえない匂いでしたが、初めて埋め立ての様子を見ました。(白いテントの中が埋め立て地。中にはカラスがいっぱい。)

各自治体には循環型社会が求められています。自然を無駄にしない取り組みは、多種多様。

自然に任せておけるものもあれば、市民の方々の協力が必要なものもあることを改めて感じました。

おまけですが・・・
稚内空港ではロシアの方が民謡でお出迎え。毎日ではないそうです。
稚内市に到着した時は霧でしたが、風力発電の見学をする頃には霧も晴れました。
ついてますね。