先日の日曜日、「上京区総合庁舎整備等事業起工式」が行われました。
区役所、保健所や福祉事務所など、分散して建てられているために、色々な用事を済ませるのにとても面倒であるということがあります。使い勝手の悪い区民サービスの代表的なものではないかと思うくらいです。
京都市では、区民のみなさんにとってより行政が身近な存在になり、生活に密着し保健や福祉のサービスの提供や相談、地域課題の抽出や解決など、一緒に取り組めるようにと区役所の総合庁舎化を進めています。
順番にしか進めることのできない事業で申し訳ないのですが、この度上京区の総合庁舎の工事が着工の運びとなり、地域を代表する方々や工事着工に至るまでご尽力いただいた方々と一緒に起工式を行いました。
行政手動ではなく、地域の方々などが参加されたワークショップを繰り返し行い、どのような総合庁舎にするかと考えられてきました。「働く人、利用する人、地球環境に気遣い」「上京庁舎を際立たせる京町家をデザインした木使い」をコンセプトに基本設計をされたお話を聞くと、嬉しくなりました。
総合庁舎はその区のシンボル的存在であり、また初めてその区にやって来られた方などをお迎えする場所や日々区民のみなさんに利用していただく場所なだけに、みなさんに愛される庁舎になってくれるように願っています。
起工式の最後は、工事の無事をお祈りしみなさんで乾杯!
日本酒というわけにはいかないので、上京区唯一の酒蔵「佐々木酒造」さんの「白い銀名水(清涼飲料水)」で。米と米麹を原料に開発された醸造飲料水だそうで、香り高く雰囲気は「日本酒で乾杯」でした。